先述した通り、今回、ホテルで物凄い微妙な部屋を当てがわれた私たち。（窓無し空調壊れてる）
記念堂入口にて保安官が体温計測しています。
写真取る気も失せる部屋であった。
このホテルは何度も泊っているけど、当たり外れが激しすぎるので、子連れには向かない。
当たりならば良いけど、安いパッケージではリクエストも出来ないし、聞いたらベッド柵もないので、寝てからもゴロゴロ動き回る赤ん坊連れではおちおち寝てもいられない。
次回からはもう別のホテルにする。
さらばパラダイス。
さて、ホテルにチェックインしてから、MRT（地下鉄）で中正紀念堂へ。
タクシーだと人数的に1台では乗れず2台になるので降車場所によっては同行者と離れる可能性があり、今回は地下鉄にしました。
ついでに高額紙幣を両替機にて両替したかったのですが、以前あった切符売り場横の両替機がなくなっていてびっくり。どこへ行った。
仕方なく窓口にて少し崩してもらいました。
地下鉄は乗車客ほぼ全員マスク着用していました。
5分くらいで中正紀念堂へ。
衛兵交代までは少し時間がありましたので、広場で子供を走らせる。
母ちゃんの方がはしゃいでいる。
記念堂内もいつもより空いていました。
記念堂入口にて保安官が体温計測しています。
アルコールで手指衛生してから中に入れます。
いろんな意味で緊張感漂います。
今更ですが、中正紀念堂とは中華民国の初代総統（国家元首）蒋介石の本名を指していて、彼の功績を称え、また彼の死を追悼する為建てられた建物です。
蒋介石と言えば、孫文の後継者として中国を統一した人物で長年国家元首として業績を挙げましたが、毛沢東率いる中国共産党に敗れ台湾に移りました。
そしてそのまま、故郷の中華民国に戻ることなく89歳の生涯に幕を下ろしました。
記念堂まで89段の階段を上がっていきます。
これは蒋介石が亡くなった歳にちなんで言われています。
銅像が西向きに設置されているのは故郷である中国大陸を見ているからだとか。
歴史のお勉強でした。
さて、この後、衛兵交代が始まりましたが、時間が17時で閉館時間なのでいつもとは違います。
子供が暴れ回り大声で歌い始めた為、写真が一枚もないのでどうかできたら現地で是非見て頂きたいのですが、中正紀念堂では開館の朝9時に国旗掲揚があり、16時まで通常の衛兵交代が見られます。
17時には交代式はなく朝上げた国旗を降納する儀式が見られます。
今回は17時の閉館時間に合わせて行ったので、衛兵さんが5人並んで記念堂内から階段を降り、国旗がある場所まで移動して降納するところまで見られました。
（大変厳粛な雰囲気の中、大声で歌いながら走り回る我が子を追いかけ私はゆっくり見てはいませんが…）
衛兵交代も見たところで、腹が減ってきたので士林夜市に移動します。
つづく
