ども、ジノです。
最近「カンブリア宮殿」にハマっている。
テレビ東京で放送中の、主に経営者について取り上げられる番組だ。
経営者が事業にかける想いや工夫していること、金言を知ることができる。
特に先日放送された「堀江祐介氏」の回は実に面白かった。
堀江氏はレシピ動画サービス「クラシル」を手掛けるdelyの代表であり、僕とほぼ同世代の28歳。
年齢以上の落ち着きがあり、淡々とビジョンを語りながらも内に秘める熱量を感じるような方だった。
堀江氏が起業したきっかけは、東北大震災にある。
ボランティアに参加するも、壊滅的被害を前に自分1人で出来ることの限界を痛感。
そんなとき、ソフトバンクの孫正義氏が義援金として100億円を寄付したというニュースを目にする。
「経営者ってこんなことができるんだ」
堀江氏はこの出来事に心を動かされ、起業を決意。
その後、試行錯誤しながらクラシルを生み出し、今や世界一のレシピ動画サービスとなった。
みなさんはクラシルを利用したことがあるだろうか。
僕はクラシルに大変お世話になっている。料理ができない身としては、動画だとイメージしやすくて助かっている。
僕と同じく多くの人がクラシルに生活を助けられていて、堀江氏は個人で成せる以上のボランティアを実現出来たと言えるだろう。
経営者は贅沢している姿がピックアップされることもあり、金の亡者といったイメージを持っている人も多いと思う。
そこで金儲け自体が悪いとなりがちだが、実態を知ると稼ぐことは悪いことではないと分かる。
お世話になっている経営者の草分拓弥氏から教えてもらった、二宮尊徳(金次郎)の格言「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」とは正にこれだと実感を持って理解することが出来た。
例えどれだけ良いことを言っていても、実が伴っていないとただの寝言。
寝言にならないように僕も事業を立ち上げ、しっかり稼いで貢献の幅を広げていきたい。