ジロがゆく

なんとなく生きてます

拾遺帳より

2021-03-20 14:02:55 | 日記
てんとう虫容積不足のわが頭蓋


願わくはわがふるさとにて夏死なんせせらぎしおさい聞こゆるところ    南行


梅の香やきゃうには古き女(むすめ)達    待尾馬経
※京都弁を使いこなすことのできる京女は、今や花街のオバァちゃんだけのような?


         

救急車 意志あるごとく 来ては去り



ことごとに別れを言いたしふきのとう
枯れ土筆野辺に置きたり春の暮
ことごとく絶え果て土に帰す春よ


都市も田舎も 突き抜けて 人も景色もすり抜ける バカ 空から墜ちな


見らるるを拒みて朽木臥せるあり


トマトありヘタのくぼみに沿うように包丁入れれば種はこぼれず   
※生活の知恵



おふくろの味途絶えし後の初雑煮

最新の画像もっと見る