慈雲院 上京区今出川相国寺門前町70 800円 室町時代創建の相国寺の塔頭寺院。
江戸期に住持を務めた梅荘顕常(大典禅師)は、奇想の絵師・伊藤若冲との親交深く支援者としても知られ、また「煎茶道の祖」と称される黄檗宗の僧・売茶翁(高遊外)とも交友があった。
今回は、本尊・釈迦如来像を安置する本堂内で、慈雲院に伝わる足利義俊筆の「松鶴図」や梅荘顕常(ばいそうけんじょう)頂相、室町時代の伝明兆(みんちょう)筆の「涅槃図」などの寺宝を特別展示。江戸後期の絵師・岸連山(きしれんざん)が虎を描いた板戸もみどころである。 冬の旅より
山門
庫裏
前庭
受付
書院
北側庭園
坪庭
南庭
松鶴図 冬の旅より
左・聖観音 中・釈迦如来 右・瑞渓周鳳 冬の旅
宝篋印塔 文献より