インピョラインに一番遠いその人

　大きな書店なのに、片すみに韓流ドラマはおいやられ。
　しかたなく、そういえばどっかで聞いたことのあるドラマの名前
　
　”宮”

　これでも買いましょう。
　日本に帰っても３ヶ月ほうりっぱなし。
　主人公らしき人がインピョラインにほど遠いし。
　見る気なし。

　でもせっかく買ったんだし（もとはとりたいわねっ）、中国語の勉強ということで見てみましょう。
　宮中＋高校がドラマの舞台・・なにやら、むずかしい言葉ばっかり
　つまらない。やっとこ２話までがまん。
　でも、もう見ない。

　しばらくして、中国語の先生とおしゃべりしてるとき
　”あの、中国語の○○テスト受けるんなら、作文の試験の時、必ず成語をいれないといい得点がもらえないよ”

　とのことで、ほうっていた、”宮”をとりだしてきて、またがまんしてみて見ることに。やたらと成語が多くて、ちょうど勉強になるし。
　どういう場面で使われるか見てみましょう。
　いやだけど。めんどくさいけど。

　そして・・・

　気がつけば、今私の部屋には、彼のＤＶＤや雑誌があちらこちらに。
　もう中国語版で見ている場合ではないのです。
　字幕を追うと、彼を見れないからいらいらするし。
　”宮”も日本版買ってしまいましたよ。
　彼の全てを見たい＝買いたい。

　あんなにこだわったラインはどうなる？
　ラインと冷静の間に心はゆれます。

　そうね、仕方ない。彼だけ例外を認めましょう。
　ラインは私の一番のこだわりなのに
　ジフニマジックにはまったんでしょうですかねぇ。
　なんて、罪な彼でしょうか。
今まで、こんなこと一度としてなかったのに
　
　インピョには、永遠の忠誠と真心を。
　ジフニには、今日その日の愛と、たくさんのお金を。

　捧げます！！！