先月末、風邪を引いて寝込んだのでベッドで大人しくラジオを聴いていました。TVは観る気もしませんでしたがラジオを付けてウトウトしてました。
寝床で昔のBCLラジオで国内中波、海外の日本語放送を聴いていました。 当時の旧BCLラジオの想い出を綴りたいと思います。
当局は 中学2年の 1975年の12月に初めて 東芝のRP-1600F(トライエックス1600)というBCLラジオを購入しました。
約半年 家業の副業の手伝いをして 約1万5千円を積みたて 当時の”サザエさん”のTVCMで流れていて憧れてた同機、 近所の ”O電気”で購入した35年前の感動は今でもよみがえります。
RP-1600Fは 75mb~25mbまでしか受信できなく 外部アンテナ端子も無く BFOもありませんでしたが CAL発信装置、スプレッドダイヤル(拡大ダイヤル)などは購入するにひかれたのです。
当時 RP-1600Fより、 SONYの ICF-5800が5,000円くらい高く、5KhZ直読の ICF-5900は出た頃で 12000円以上も高く 当時の私が高級機を購入するには あと半年以上もバイトをしなくてはいけない状態でしたので 早く短波を聴きたく我慢できず 資金1万5千円を握り締めて RP-1600Fを 近所の電気店迄購入しに行き 無事GET。ロッドアンテナで 海外からの日本語放送を楽しめました。
同時にBCLマニュアル1975という本を購入して BCLラジオの奥の深さを知り(当局の勉強不足)これでは物足りない・・・と考え始めたのでした。
RP-1600Fでも 日本語放送は RAE、バチカン放送、スリランカ放送を除いては良好に受信できた想い出があります。
先週は 寝床で同機で地元の中波や ロシアのl声、台湾からの日本語放送を楽しめました。
これでも日本語放送の受信はほぼ完璧でした
四角いパッド型の半固定コンデンサをトラッキング調整すると短波の感度が甦ります。
以下は余談ですが、
スイッチの接触不良をCRC226で治しました。
プラスチック軸の可変抵抗器が入手困難ですが、偏芯させる改造で摺動位置を変えて治したり、AITENDOで抵抗値違いの部品を買いました。
旧型日本製部品の模倣品が多い中国のアリババの通販でも買えるかもしれません。
マグネチックループアンテナを自作して、
同軸シールド線を電池ボックスのGNDに繋ぐと、
短波ノイズが驚くほどに激減します。