楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

続・チェンマイの建築業者(1)

2011-09-24 11:33:42 | タイの家づくり

今週チェンマイを訪問して2つの会社の担当者と会い、建設現場も見てきました。

チェンマイにどれくらいの建築業者が存在するのか見当がつきませんが、英語で検索を続けるうちに、20くらいの会社名はメモすることができました。そのうち英語のHPを持っている会社は、たったの5社だけ。HPがなくてもfacebookへのリンク等から、その会社の建てた住宅の写真などが見られる会社もありました。

今回2泊3日で行ってきたのですが、いつものように空港でレンタカーを借りました。レンタカーの料金は、当日になって飛び込みで借りると割高になります。少なくとも1週間くらい前には、トラベルジグソーなど世界展開している代理店を通して予約した方が安くなります。運転しやすいホンダシティーで、3日間9000円くらいです。

 

さて、チェンマイに着いて早々、P社の担当者とオーキッドホテル近くのスターバックスで1時間半ほどミーティングしました。登場したのは、ジーンズ姿の30歳くらいの青年です。とても頭が良さそうで、説明もてきぱきとしています。妻の通訳では話が省略されることが多いと気づきましたので、私が直接英語にタイ語を交えて話し合うことにしました。

例によって私が作成した家の図面を見せました。私の図面をもとにJさんの会社が作成した分厚い「設計図書」も持参していましたが、当然彼には見せませんでした。

P社の担当者の意見は、私の設計では屋根が大きくなりすぎるので、傾斜屋根ではなく、フラットな部分を少し設けた方がよい、、、、等々の技術的なアドバイスをしてくれました。なるほどなあ、と思いました。

いろいろと図面を見ながら話し合ったあと、建築期間と価格に移ります。建築期間は6か月、開始時期は最短で今年の12月はじめ。というのは、設計図書の作成に2か月をかけるというのです。それはかかりすぎだと思ったので聞いてみると、その2か月の間に、お客さんと仕様や価格のやりとりをするというのです。そのあと、正式に建築契約となります。

なるほど、話を聞いてみると合理的です。しかし、その2か月間のいわば設計期間の費用として1平方メートルあたり200バーツ払わなければならないというのです。もし250平方メートルの家になったら、設計費5万バーツを建築費用とは別に払わなければならない。もし着工前にキャンセルしても、その設計費は支払うという契約を結ぶのだそうです。

つまりこの会社の場合、契約は設計契約と建築契約の2つに分かれるのだそうです。ということは、会社にとっては都合の良い話です。設計した後に「やっぱりやめた」と客から言われても、設計費用の取りはぐれがないように契約書を取り交わすというわけです。

最後に、P社のことを尋ねました。会社ができてから6年。1年間で5~6戸建てている。原則300万バーツ以下の仕事はしない。外国人からの注文は半分はある。施主が海外の場合は、Eメールで1週間ごとに現場写真を送っているとのこと。

私の予算は、建物だけなら250万バーツが限度であることを告げると、彼はちょっと戸惑いをみせてから、「それくらいなら、できないこともありません」というので、最後に建設現場を見せてもらう約束をして別れました。

妻の感想は、、、

「彼は生粋のチェンマイ人。言葉でわかる。でもちょっと厳しすぎる。設計するためだけに契約を結ぶというのは、あんまり聞いたことがない。頭はいいのかもしれない。」

2日目は、5月に一度訪ねた会社を再訪問することにしました。この会社は、私たちが自力で会社まで行くことができず、カルフールまで道案内に来てもらった会社です。客が道に迷っているのに、こちらから要望するまで「お迎えに行きます」とは言わなかった不親切な会社です。次回、詳細を書くことにします。 

 

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