前から妻が欲しいとは言っていたのですが、私自身はまったく必要性を感じていなかったので、そのつもりはありませんでした。ところが昨日、たまたま通りかかったところにバイク屋があったので、冷やかしのつもりで入ってみたら、妻がすっかりその気になってしまったのです。
確かにバイクがあれば妻が一人で買い物に行けますし、子供の送り迎えも、3人は無理でも2人なら可能です。私の負担が相当減ることが予想されます。何といっても、ガソリン1リットルで50キロ以上走りますから、車の5倍はコストパフォーマンスが良いのです。
そういうわけで、昨日下見したお店で今日買いました。自宅から近いお店だったせいか、サービスも各段によかったです。ヘルメットは2つも付けてくれましたし、ナンバープレートができたら自宅まで届けてくれます。ガソリンも入れてきてくれました。
笑っているのはこのお店のご主人です。土砂降りの大雨だというのに、よくぞ買いに来てくれたという感じで歓迎してくれました。買ったのはホンダのClick125iという今年発売されたバイクです。燃費が従来のClickよりさらに改善されているそうです。日本で買うと25万円以上しますが、タイでは5万バーツしません。日本の半値です。
妻がバイクに乗るのは2年ぶりでしたが、雨の中をそのまま乗って帰りました。でもナンバープレートはまだ付いていません。現在タイでは車もバイクも、ナンバープレートはほぼ3か月待ちの状況なのです。4月に買った三菱のPajeroSportもまだ正式のナンバーをもらっていません。日本では考えられないことですが、ナンバーのない車やバイクが町中を走っているのです。
ナンバーのない車やバイクは、タイでも法的には公道を走れません。警察が見つけると、当然捕まえることができます。でも実際は、ほとんど見て見ぬふりをします。今日買ったお店の人からは、もし警察に捕まったら、お店の名前が書いてあるバイクの領収書を見せるように言われました。それが、ナンバープレートを待っていることの証明になるんだと思います。
今日はさっそく妻が夜7時過ぎに息子をバイクで迎えに行きました。小6の息子は最近課外授業で水泳をするようになり、帰りが7時を過ぎます。娘の学校は4時なので、2回も迎えに行くのはかなり億劫に思っていた私としては大助かりです。
タイでは、バイクは必需品なのかもしれません。それに、私もちょっとだけ乗ってみましたが、なかなか気分がいいものです。でも、無謀な運転だけは勘弁してほしいですね。
車もあるのですが、「ちょっと用足し」には断然バイクですね。
日本だと自転車の感覚なんじゃないかなあ、って思ってます。
家内と婚約してからは「ノーヘル絶対禁止」を貫いています。たとえ30m先の市場でも・・・^^