玄関先に佇む小学生の息子です。この新しい借家にすっかり慣れてきました。たった一つの不満は、まだ近所に友達ができないことです。それも時間が解決してくれることでしょう。
さて今日はチェンマイのイミグレに行ってきました。先日、バンコクのイミグレを訪問して住所登録をしようとしたところ、その必要はないと言われたことはブログに書きました。滞在する住所を記載した入国カードを空港で提出したからです。今度は、入国カードに書いたバンコクの住所からチェンマイに変わりましたので、きちんと登録をする必要があります。
チェンマイのイミグレは想像以上に小さな建物でした。毎日たくさんの外国人が押し寄せると聞いていましたので、朝7時過ぎに行ってみました。噂に聞いていた、「受付のための帳面」が入口付近の台の上に無造作に置いてありました。番号と氏名と用件を書くようにという指示が壁に貼ってありましたので、そのとおりにしました。番号は47番でした。早い方なのかどうかは、まったく分かりません。ただ、ビザの延長や90日の報告のために来ている人が多いのではないかと思いました。
8時より少し前に扉が開きました。カウンターの中の係官に妻が尋ねると、案の定、私の用件(住所登録)は、別の場所でした。帳面に記入する必要などなかったのです。ビザの延長やリエントリーを申請するための建物の奥に、緑色の屋根の小さな建物があります。どうやら入管の取締り部門のようです。そこでした。
先客は、タイ語のとっても上手な年配のファラン男性が一人でした。まだ8時になったばかりだったので、その部屋にいる係官もたった一人だけでした。妻が黄色いシャツの男性係官に用件を話しました。すると、ファランへの対応の手をとめて、パスポートの写真のページと滞在ビザのスタンプが押してあるページ、出国カード、それに妻のIDカードの4点をコピーするよう指示してくれました。
外に出て、コピー待ちの長い列に並びました。長いといっても、10数人の行列です。ところが、突然一人の女性が私の腕をつかんで別のコピー機の方へ案内してくれました。私たちの意志ではない10人抜きです。どうしてでしょうかね?妻がタイ人だからなのか、私が日本人だからなのか、不思議でした。
これが住所登録をした証明書(受領証)です。登録は、私たちは何もすることがなく、ただチェンマイの現住所を口頭で言うだけです。書類は係官が書いてくれました。それにしても、コピーを優先的にしてくれたり、書類への記入を全部してくれたり、やたら親切な役所だなと思いました。
この受領証には、私が妻と同じところに住んでいると書いてあり、この受領証を切り取る前の書類の上部に、妻の現住所が記載されています。でも、妻のIDカードに記載されている住所はチェンマイではありませんし、現住所を証明する書類は何もありません。妻が口で言ったとおりに係官が書いてくれたのです。お堅いことを言う日本の役所と違って、タイのイミグレは柔軟だと思いませんか?
妻と一緒に行ったので、すべてタイ語で係官に話してくれたおかげなのでしょうか、終始打ち解けた雰囲気だったので、私は「これがイミグレ?」という感想をもってしまいました。バンコクの時と同じです。しかも、あとから部屋に入ってきた上司と思われる男性職員も妻に気安く話しかけてきて、私のパスポートをいきなり手に取ってペラペラとページをめくりました。上司は「ほ~、1年の滞在許可だね~」と、少し感心したような表情を見せました。いきなり1年のスタンプはそう多くないのしょう。OAビザの威力ですね。でも、さすがに今回はバンコクのイミグレとは違って、「仕事は何ですか?」とは聞かれませんでした(笑)。
私がタイに入国したのは4月1日です。次は7月1日に90日報告のために来るように言われました。次回からは緑の屋根の建物ではなく、人がいっぱいいる茶色い屋根の建物です。
今回の住所登録は、仮に省略したとしても、めったに問題は生じないような気もします。しかし、この手続きと、これからの90日ごとの報告を合わせて行うのが、正統な滞在手続だと思われます。
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特に北部はOAビザの人が多いからかもしれませんね。