絶不調

今週は生まれて初めて月、火、木と週３回ゴルフのラウンドをしました。３か所とも違うゴルフ場でした。

月曜日のラウンドは、去年から１７～８回プレーしたゴルフ場で、２か月ぶりでした。スコアは１００をぎりぎり切るくらいの平凡なものでしたが、内容はこれまでで一番良かったような気がします。パー５のロングホールで初めて３オン・ワンパットのバーティーと、パー４で３つのパーが取れました。ショートホールでもパーが１つありました。にもかかわらず、スコアが冴えなかったのは、８や９をたたいたホールがいくつかあったからです。

火曜日は、市内にある歴史の古いジムカーナゴルフ場（９ホール）に初めて行ってみました。そこは１９世紀にできたゴルフ場で、平坦ですが、高い木と細いクリーク（小川）がたくさんあって、決してやさしいゴルフ場ではありませんでした。プレーしているのはほとんどがメンバーさんで、ゴルフバッグを載せたカートを自分で曳いてプレーしていました。キャディーをつけて回っていたのはほんの数人のように見えました。

思えば、この日の後半に大きな落とし穴が待っていたのです。７ホール目のショートホールで、突然スイングがおかしくなり、アイアンを何回打ってもほとんどシャンクするのです。焦れば焦るほど打ち方がわからなくなり、ついにマックスの９打を記録、そのあとの２ホールもドライバー以外は完全におかしくなってしまいました。

木曜日。年会員になったメジョーのゴルフ場へ一人で行きました。５回目のプレーでした。火曜日にスイングを崩してしまったので、水曜日に自宅で素振りだけやって調整したつもりで、その成果があったのでしょう、１２ホールまではパーオンが３回あって、これまでで一番の出来でした。ところが１３ホール目に落とし穴が待っていたのです。

そこはパー５のロングホールで、ずっと上り坂が続く苦手ホールです。ティーショットがＯＢだったり、当たり損ねだったり、第一打でいつもつまずいているホールでした。ところがこの日はドライバーがいい当たりをし、続く第二打も絶好調。私の力で第三打がグリーンに乗るほど簡単ではないのですが、残りが上り１２０ヤードのところで８番アイアンを握りました。そして、そこからまたまたトンデモない事態に陥りました。地獄です。それ以降のホールは、ユーティリティクラブも、７番アイアンも、９番アイアンも、アプローチウェッジも、何を打ってもチョロかシャンクばかり。１２ホールまでの自分とはまるで別人で、それこそ数えられないくらいの打数になってしまいました。

ラウンド経験はあまり豊富とはいえないのですが、この日のようなラウンドは生まれてはじめてでした。何しろ、７番アイアンを振って、自分の肩の先３メートルくらいのところにボールが落ちているのです。一体なにが起こっているのか、クラブをどのように上げて打てばいいのか全く分からなくなりました。キャディーさんに「タムヤンガイディー（どうすればいいの？）」という言葉を連発するだけで、どうしようもありません。

前回バーディーを取った１７番の１７５ヤードショートホールも、ティーショットのユーティリティークラブが当たりません。空振りこそしませんが、１００ヤードくらいしか飛ばないのです。試しにそのあともう一回打ってみたら、また同じミスです。

ということで、木曜日はキャディーさんはスコアカードを私に渡してくれませんでした。多分、１３ホール以降は、ショートホールを含めて８～１２のどれかだったでしょう。最終のミドルホールはドライバーがこの日最高のショット、２打目も真っすぐ飛んでグリーンまで７０ヤードのところにきたのに、第３打のウエッジがまたシャンクしてクリークへ。結局トリプルボギーで終わってしまいました。

何がなんだかわからないまま絶不調。どうやってクラブを振ったらいいのか、皆目見当がつかなくなりました。放っておいても治るのかどうか・・・多分、何も考えずに打てば、次は打てるような気がします。ゴルフとは、本当に微妙なものです。参りました。

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