ナミノリ/ naminori /波乗り/なみのり 

ナミノリみたいな人生に!!
日々の生活から感じたコトをありのままに書いてみた。写真はその日のお気に入りの1枚!

大切なもの

2006年09月29日 02時01分48秒 | ナミノリ
 久しぶりに仕事の話。

 オレの仕事は営業。

 商品をお客様(クライアント)に売り、その売上で生計を立てているワケだ。

 ちなみに一般的な“モノ”を売っている営業とは少し違う。

 (※この時点ではあえて上記のような表現をしておく。)

 まぁ媒体屋(広告屋)とでも言えば適切なのだろうか。

 簡単にいえば、本を作っているカンジかな。(^^;)

 決められたページ数の本をいっぱい(隙間のないように)にする為に
 毎日歩き廻って飛び込み営業をしているわけだ。

 毎週水曜日に〆切が来るのだが(つまり昨日が締切日)昨晩のミーティングで
 『空き枠があるから埋めてこいっ!』と二人の後輩のケツを叩いた。

 結果はというと…

 ついさっき満稿(いっぱい)になったのだが、最後は結局オレが尻拭いした。

 まだオレが一年目の頃にお世話になったクライアントへ久しぶりの訪問をし
 営業をかけたのだ。

 ちなみに…、今年の4月に三年振りにこのお店の店長と再会した。

 その後ここ半年近く、いっさいの営業をかけていなかったのだが、
 電話で案内をしたところ即答でオッケーというコトで受注が決まったのだ。

 〆切りが過ぎていたコトもあり、スグに打ち合わせに向かった。

 その店長…会社を通さずに自分の“ポケットmoney”から
 オレに掲載料金を支払うと言うのだ。

 店長だって自分の生活があるだろうに、いくら値下げしていたからと言えども、驚いた。

 

 『キミだから掲載するんだよ!』
 『キミが作る本だからオレの金でやるんだヨ!』 と…



 打ち合わせが終わり、最寄の駅への目黒通りの坂道を下りながら、改めて気付かされた。

 オレは幸せモノだ。

 オレなんかの為に、汗水流して働いたカネを惜し気もなく…

 今携わっているこの仕事の重さ。

 カタチが無いモノを売る者にとっての最高にして最大の

 『見えない喜び』

 を感じた瞬間だった。



 まっ・・・

 どんな仕事も、どんな商売でも、大きなウェイトを占めているのは・・・

 Hなんだな。。。

 human
     heart
         honest
            hospitality …