皆さん、まだ、なじみがないと思いますが、
岩手県産米の銘柄「銀河のしずく」をご存知でしょうか?
食味評価では魚沼産コシヒカリなどに匹敵する最高位の
特Aクラスを獲得しており、満を持して今年デビューした銘柄です。
これを少しいただきまして、炊いてみました・・・
(おかずは「ハンバーグだよ!」と少々ベタ)
炊き上がり艶々!メッチャうまい!香りがいい!甘い!飽きが来ない!
日本人でよかったーーーと叫びたい気持ち・・・
まだ県内、首都圏、近畿圏での少量販売のみだそうですが、
今後、お米ブランドのひとつとして人気出るといいですねえ・・
◆
映画「君の名は。」大ヒットですね。
これまでの新海誠監督作品「秒速5センチメートル」や
「言の葉の庭」など、
圧倒的な背景描写の美しさや細密な自然現象への拘りなどに対し、
ストーリーや人物描写が極めて私小説的であり、
物語を形成する要素としてややアンバランスだなあ、
とは感じていました。
私は「エヴァ」も「セカイ系」も通過する前の世代なので、
定義めいたことはわからないのですが、
これだけ話題になる理由を知りたい・・・
というわけで「君の名は。」・・・・観てきました!
興行収入や観客動員数と、作品自体の評価は必ずしも一致しない、
とは思います。指摘しようとすればツッコミどころや
疑問を感じる場面もあったのですが、それを凌駕するパワーというか
エンタテイメント性が徹底されていたので、
ただ、単純に私は楽しめました。もっと言えば
「楽しみたい世界観」であったということです。
この感覚は「あまちゃん」に嵌った感覚にどこか似ているのです。
「あまちゃん」はテレビドラマ、
「君の名は。」は劇場アニメーション映画であり、
表現方法は一切リンクしません。
しかし、いくつかの共有点も見出せるのです。
①リピーターが多いこと。何度も観たいと思わせる中毒性がある。
ストーリー展開の後追いや伏線の回収確認なのか、
あの微細背景にどっぷり浸かりたいのか、
はたまた躍動感あるキャラクターの魅力なのか・・・
いずれ初見で満足しきれない「もう一度観たい」という中毒性。
「あまちゃん」にも通じるでしょう?
②面白さを誰かに伝えたくなるので、SNSや口コミによって
情報拡散と共有が始まったり、聖地巡礼と称してロケ地に
向かうファンの行動が喚起されるなど、社会現象化した。
映画の枠を超えて「君の名は。」という
別個のコンテンツが誕生、成長していった感覚。
「あまちゃん」も、もはや朝ドラの1シリーズとしては
捉えられない独自のコンテンツとして定着しています。
CSとはいえ再放送のループがいまだに続き、
ツイッターへの投稿はエンドレスです。
③音楽、劇伴が作品の世界観を後押し、なおかつ感情の動きに呼応すること。
大友良英さん。あらゆる音楽ジャンルのエッセンスを
ぶち込んだ劇伴から、物語の壮大なテーマを宿す「潮騒のメモリー」を
始めとするアイドル楽曲群まで。
対してRADWIMPSが作画制作と同時進行で書き下ろした劇伴と
これでもか、と印象的なシーンを盛り上げる4曲もの主題歌チューン。
④「宮藤官九郎」と「新海誠」原作脚本家の才能がアップグレードした。
マニアックな作家性によって一部熱狂的なファンはいた両者が、
そのマイナー性を抑え、よりエンタテイメント性を追求してみたら、
国民的キラーコンテンツを生み出し、市民権を得てしまったこと。
春子さん曰く
「フツーにやって、フツーに売れるモンつくりなさいよ!!」を
いみじくも具現化した。
⑤その他、共通しているようなキーワードの羅列・・・
・「東京と北三陸市」と「東京と飛騨・糸守町」 (東京対地方)
・「アキとユイ」と「瀧と三葉」 (入れ替わりの物語)
・「アイドルになりたーーーい!」と「東京のイケメン男子に
してくださーーーい!」 (憧れと脱出)
・「ミサンガ」と「組紐」 (結び)
この感覚を、
テレビ朝日「報道ステーション」のキャスター小川彩佳さんが
自身の番組ブログにアップしています。(9/22付)
↓
http://www.tv-asahi.co.jp/reading/hst_ogawa/9331/
◆
さて、本来のテーマは「この世界の片隅に」が相応の興業成績や
作品評価を上げ、主演のんちゃんが表現者・演者として
次の作品出演に繋がるかどうか、であります。
「あまちゃん」以降、のんちゃんコアファンの、
2年近く待たされた新作への渇望。
良質な原作、クラウドファンディングからの映画製作の成り立ち、
試写での前評判の高さ。
公開後、観客の満足度が高ければ、
「君の名は。」で広がったような、
SNS連動というシナジーを得て、
総体的な作品評価に繋がっていくはず、
と大いに期待しているのですが・・・
「コシヒカリ」や「つや姫」までメジャーじゃないが、
全国数多ある高級ブランド米に殴り込みをかける。
冒頭紹介した「銀河のしずく」のように、
中身は十分勝負できる旨さを武器に、
広がっていってほしい映画です。
最後に、
このツーショット、凄い強力なプロモーションに
なってますよね。では。
岩手県産米の銘柄「銀河のしずく」をご存知でしょうか?
食味評価では魚沼産コシヒカリなどに匹敵する最高位の
特Aクラスを獲得しており、満を持して今年デビューした銘柄です。
これを少しいただきまして、炊いてみました・・・
(おかずは「ハンバーグだよ!」と少々ベタ)
炊き上がり艶々!メッチャうまい!香りがいい!甘い!飽きが来ない!
日本人でよかったーーーと叫びたい気持ち・・・
まだ県内、首都圏、近畿圏での少量販売のみだそうですが、
今後、お米ブランドのひとつとして人気出るといいですねえ・・
◆
映画「君の名は。」大ヒットですね。
これまでの新海誠監督作品「秒速5センチメートル」や
「言の葉の庭」など、
圧倒的な背景描写の美しさや細密な自然現象への拘りなどに対し、
ストーリーや人物描写が極めて私小説的であり、
物語を形成する要素としてややアンバランスだなあ、
とは感じていました。
私は「エヴァ」も「セカイ系」も通過する前の世代なので、
定義めいたことはわからないのですが、
これだけ話題になる理由を知りたい・・・
というわけで「君の名は。」・・・・観てきました!
興行収入や観客動員数と、作品自体の評価は必ずしも一致しない、
とは思います。指摘しようとすればツッコミどころや
疑問を感じる場面もあったのですが、それを凌駕するパワーというか
エンタテイメント性が徹底されていたので、
ただ、単純に私は楽しめました。もっと言えば
「楽しみたい世界観」であったということです。
この感覚は「あまちゃん」に嵌った感覚にどこか似ているのです。
「あまちゃん」はテレビドラマ、
「君の名は。」は劇場アニメーション映画であり、
表現方法は一切リンクしません。
しかし、いくつかの共有点も見出せるのです。
①リピーターが多いこと。何度も観たいと思わせる中毒性がある。
ストーリー展開の後追いや伏線の回収確認なのか、
あの微細背景にどっぷり浸かりたいのか、
はたまた躍動感あるキャラクターの魅力なのか・・・
いずれ初見で満足しきれない「もう一度観たい」という中毒性。
「あまちゃん」にも通じるでしょう?
②面白さを誰かに伝えたくなるので、SNSや口コミによって
情報拡散と共有が始まったり、聖地巡礼と称してロケ地に
向かうファンの行動が喚起されるなど、社会現象化した。
映画の枠を超えて「君の名は。」という
別個のコンテンツが誕生、成長していった感覚。
「あまちゃん」も、もはや朝ドラの1シリーズとしては
捉えられない独自のコンテンツとして定着しています。
CSとはいえ再放送のループがいまだに続き、
ツイッターへの投稿はエンドレスです。
③音楽、劇伴が作品の世界観を後押し、なおかつ感情の動きに呼応すること。
大友良英さん。あらゆる音楽ジャンルのエッセンスを
ぶち込んだ劇伴から、物語の壮大なテーマを宿す「潮騒のメモリー」を
始めとするアイドル楽曲群まで。
対してRADWIMPSが作画制作と同時進行で書き下ろした劇伴と
これでもか、と印象的なシーンを盛り上げる4曲もの主題歌チューン。
④「宮藤官九郎」と「新海誠」原作脚本家の才能がアップグレードした。
マニアックな作家性によって一部熱狂的なファンはいた両者が、
そのマイナー性を抑え、よりエンタテイメント性を追求してみたら、
国民的キラーコンテンツを生み出し、市民権を得てしまったこと。
春子さん曰く
「フツーにやって、フツーに売れるモンつくりなさいよ!!」を
いみじくも具現化した。
⑤その他、共通しているようなキーワードの羅列・・・
・「東京と北三陸市」と「東京と飛騨・糸守町」 (東京対地方)
・「アキとユイ」と「瀧と三葉」 (入れ替わりの物語)
・「アイドルになりたーーーい!」と「東京のイケメン男子に
してくださーーーい!」 (憧れと脱出)
・「ミサンガ」と「組紐」 (結び)
この感覚を、
テレビ朝日「報道ステーション」のキャスター小川彩佳さんが
自身の番組ブログにアップしています。(9/22付)
↓
http://www.tv-asahi.co.jp/reading/hst_ogawa/9331/
◆
さて、本来のテーマは「この世界の片隅に」が相応の興業成績や
作品評価を上げ、主演のんちゃんが表現者・演者として
次の作品出演に繋がるかどうか、であります。
「あまちゃん」以降、のんちゃんコアファンの、
2年近く待たされた新作への渇望。
良質な原作、クラウドファンディングからの映画製作の成り立ち、
試写での前評判の高さ。
公開後、観客の満足度が高ければ、
「君の名は。」で広がったような、
SNS連動というシナジーを得て、
総体的な作品評価に繋がっていくはず、
と大いに期待しているのですが・・・
「コシヒカリ」や「つや姫」までメジャーじゃないが、
全国数多ある高級ブランド米に殴り込みをかける。
冒頭紹介した「銀河のしずく」のように、
中身は十分勝負できる旨さを武器に、
広がっていってほしい映画です。
最後に、
このツーショット、凄い強力なプロモーションに
なってますよね。では。
この世界の片隅に 、 この映画はもうすでに前評判も高く、上映後は作品としての評価が後々まで残って行くと思っています。
が、いかんせん、初期上映会場の数からして、観客動員数とか、興行収入などはそう多くは望めない、かな、と感じています。
でもね、ロングランということも期待はできますね。
ワニくんは、この路線には賛成で、商業的にその時売れる映画より、のんくんには格調高くずっと後世まで残っていくような作品に恵まれてほしいと思っています。
銀河のしずく おいしそうですね。 今度の土曜日 東銀座の 銀河プラザに行って入手する予定を、早速カミさんと たてました。
とても読み応えのある素晴らしい記事!
まず銀河のしずくのことからコメントさせてください😄
銀河のしずく、すごく美味しそうですね♪
実は今日、岩手銀河プラザ行って来ました!
ジョニ吉さんのブログ記事、タイムリーに読ませていただきながら向かいましたので、お米のところを探したのですが、見当たりませんでした💦売れてしまったのかしら?
今日は別の目的地に行く前の腹ごしらえに寄ったので、帰りに聞いてみよう、と思ってたのに、デザートのアフォガードというのをセーターにこぼしてしまって、慌ててお店を出たので失念してしまいました😓
残念です。
また近々行くので、今度はしっかり聞いて、購入するつもり。早く食べてみたいです😊
ヤプログ立ち上げ「同期生」と勝手に思っているおふたり。
コメントありがとうございました。やさしさに感謝です・・・
私のリプライはおふたりそれぞれの最新エントリへ・・
これからも宜しくお願いします。