楽心館合気道で女子力 up アップ

Lizが記載します。
女性が、より美しく・やさしく・前向きに生きる為には、どうしたら良いか。考えます。

(9)女性合気道 力に優る可能性を求めて技を、技に優る可能性を求めて術を、錬ります。

2011年10月21日 07時49分49秒 | 大和撫子魂
女性合気道

入門してから1ヵ月ほど過ぎた頃、他の道場へ参加したことがあった。

そこには、小学生から高齢者まで参加していた。

神棚に一礼し、稽古開始時間まで時間がある為、個人練習をした。
空いているスペースを使い、入り身・転換・体の変更と膝行。
そこに、私の視界端に何やら小さな人影が見える。
その方向を見ると、私より身長が少し小さな、小学生の女の子がいた。

その女の子は、私が練習していた膝行を教えようと近づいて来てくれたらしい。
私  『教えてくれるの?』と聞くと
女の子『うん。』と笑顔で答えてくれた。

一緒に膝行の前進・後進、さらに前方回転受身・後方回転受身の練習。
特にその時は、立った姿勢から前方回転受身がどうしても怖くて出来ない。

今思うと、床から目線が高くなり、
“うまく回れなかったら、怪我をしてしまうかもしれない!!”と無意識に思っていたのだろう。
度胸が無かった・・・。

稽古も始まり、いろいろな方々と組ませて頂いた。
女性・男性・高齢者1人1人個性があり、とても良い経験をさせて頂いた。

稽古が終わり、更衣室で雑談しながら着替える。
女の子は、学校の事や審査の事・普段の稽古の事など話してくれた。
そこには、もう1人女性も居て一緒に話す。

稽古について、女の子と女性の会話を聞いていると一つ共通する事があった。
それは、
“男・女関係なく、力がある人には、なかなか、かなわない”
“だから自分の技量の、上達感覚が、ないように思う”
“このような場合、その人と稽古していても、上達の糸口が見つけられない”
そのような意味のことを言う。

反論はしなかったが、私は悲しかった。
確かに、女性は男性の力に負けてしまうけど、石川先生の説明にあるように

“力に優る可能性を求めて技を、技に優る可能性を求めて術を、錬ります。そこに狭義の合気があります。究極、剣の接点感覚のままに、体術を行います。こうした時、植芝先生はじめ諸師範方の教えの端緒を、知る可能性があります。”

この2人と組んだ方は、それを教えようとしたのではないだろうか・・・。

ネガティブ思考で、諦めないで!!

女性は諦めないで、一緒に頑張ろうよ。
そう願う。

それから、東北東日本地震が起こりこの道場での稽古の活動は、中止となった。
その後ここを訪問していないので、女の子と会う機会がない。

今、どうしているのだろう・・・。


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