暮らしの文化 ①
相変わらず、私は折り紙を折っている。
遊ぶ折り紙(紙ひこうき・はばたく鳥・羽が動く鳥)だけでは飽き足らず、
飾る折り紙などの折り方が書かれている本やネットで探し、実際に折っている。
例えば、飾る折り紙は「端午の節句」こどもの日に飾る『兜・菖蒲』だ。
先人たちは自然の様々な現象に調和を見出し、自然と調和して生きるように
心がけてきた。
そのため、四季折々の生活の知恵・楽しみ方がある事を再確認する。
ある日、買い物に出かけた時にある花屋に目が留まる。
6月のこの時期に『桔梗』が売られていたのだ!!
『桔梗』といえば、秋の七草のひとつ。秋の花のイメージだ!!
それに、9月第3月曜日の「敬老の日」にリンドウや『桔梗』を贈っていたような気がする・・・。
なんだか、気になって調べてみた。
諸説いろいろあるが、その中でも気になる説をまとめてみた。
『桔梗』
キキョウ科
原産国:日本・中国
花期 :6月~9月
花言葉:誠実・清楚・気品・変わらぬ愛
花色 :青紫・白
・馴染み深い野草。
・秋の七草のひとつ、秋の花のイメージだが開花時期は夏。
・万葉集で詠まれている朝顔は、桔梗の事だという。
名前の由来
・キキョウ(桔梗)の音読み「きちこう」
・由来は、根が「結実(ひきしまっている)」かつ「梗直(まっすぐ)」であるといわれている。
漢方では
・太い根を干し、せきや喉などの漢方治療に使う。
・また、この薬用成分のサポニンというのは、昆虫にとって有毒であり、昆虫からの食害に自らを守っている。
武士に好まれる
・家紋に取り入れられる。
・江戸城には「ききょうの間」や「桔梗門」の名前がある。
「ききょうの間」は、江戸城内表座敷の一つ。
御番医師の詰め所で、奥に桔梗が描かれていた。
日本の伝統色に『桔梗色』がある。
色彩
・「紫」という色は、日本では古代より特別な意味を持っていた。
・聖徳太子の活躍した時代に冠位にあわせて色が定められた時も、最上位を象徴したのが「紫」
・平安時代になると、さらに賛美されるようになる。
・高い位の象徴というだけでなく、気品や風格・艶やかさといった様々な美しさを備えた色として尊ばれた。
冠位十二階
・「徳・仁・礼・信・義・智」の儒教の徳目で分けられたもの。
・ 紫・青・赤・黄・白・黒の冠の色に、それぞれ濃淡をつけて大小とつけて区別した。
・「紫」以外の色は、中国の五行説に基づいている。
人間も社会も自然も、五つの元素である。
木・火・土・金・水の一定の循環法則にしたがって変わっていく」
・一番位の高い「紫」は、道教の「尊いものを大切に扱う」色。
最後に「敬老の日」という行事。
・1965年「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し長寿を祝う日」と、法律で定められた。
・それとともに高齢者の福祉について関心を深め、高齢者の生活向上に努めようと若い世代に促すという気持ちが込められている。
以上。
これを踏まえて、今私が思う事。
『桔梗』は、良くも悪くも様々な意味を持っている。
しかし、『桔梗』の姿・かたち・色・備わっている能力に先人たちは好み、衣・食・住に取り入れ現代まで伝わっている。
結果、「敬老の日」に、『桔梗』を贈るのは
今、私たちが生きて生活が出来るのは、先人たちの経験と知恵のおかげである。
よって、道教の「尊いものを大切に扱う色」の青「紫」色をした『桔梗』を贈り、敬愛し・長寿を願い・感謝の気持ちを伝えるのだと思う。
この写真は、折り紙で作った『桔梗』
いろいろあって、写真のような色になっちゃった!!
相変わらず、私は折り紙を折っている。
遊ぶ折り紙(紙ひこうき・はばたく鳥・羽が動く鳥)だけでは飽き足らず、
飾る折り紙などの折り方が書かれている本やネットで探し、実際に折っている。
例えば、飾る折り紙は「端午の節句」こどもの日に飾る『兜・菖蒲』だ。
先人たちは自然の様々な現象に調和を見出し、自然と調和して生きるように
心がけてきた。
そのため、四季折々の生活の知恵・楽しみ方がある事を再確認する。
ある日、買い物に出かけた時にある花屋に目が留まる。
6月のこの時期に『桔梗』が売られていたのだ!!
『桔梗』といえば、秋の七草のひとつ。秋の花のイメージだ!!
それに、9月第3月曜日の「敬老の日」にリンドウや『桔梗』を贈っていたような気がする・・・。
なんだか、気になって調べてみた。
諸説いろいろあるが、その中でも気になる説をまとめてみた。
『桔梗』
キキョウ科
原産国:日本・中国
花期 :6月~9月
花言葉:誠実・清楚・気品・変わらぬ愛
花色 :青紫・白
・馴染み深い野草。
・秋の七草のひとつ、秋の花のイメージだが開花時期は夏。
・万葉集で詠まれている朝顔は、桔梗の事だという。
名前の由来
・キキョウ(桔梗)の音読み「きちこう」
・由来は、根が「結実(ひきしまっている)」かつ「梗直(まっすぐ)」であるといわれている。
漢方では
・太い根を干し、せきや喉などの漢方治療に使う。
・また、この薬用成分のサポニンというのは、昆虫にとって有毒であり、昆虫からの食害に自らを守っている。
武士に好まれる
・家紋に取り入れられる。
・江戸城には「ききょうの間」や「桔梗門」の名前がある。
「ききょうの間」は、江戸城内表座敷の一つ。
御番医師の詰め所で、奥に桔梗が描かれていた。
日本の伝統色に『桔梗色』がある。
色彩
・「紫」という色は、日本では古代より特別な意味を持っていた。
・聖徳太子の活躍した時代に冠位にあわせて色が定められた時も、最上位を象徴したのが「紫」
・平安時代になると、さらに賛美されるようになる。
・高い位の象徴というだけでなく、気品や風格・艶やかさといった様々な美しさを備えた色として尊ばれた。
冠位十二階
・「徳・仁・礼・信・義・智」の儒教の徳目で分けられたもの。
・ 紫・青・赤・黄・白・黒の冠の色に、それぞれ濃淡をつけて大小とつけて区別した。
・「紫」以外の色は、中国の五行説に基づいている。
人間も社会も自然も、五つの元素である。
木・火・土・金・水の一定の循環法則にしたがって変わっていく」
・一番位の高い「紫」は、道教の「尊いものを大切に扱う」色。
最後に「敬老の日」という行事。
・1965年「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し長寿を祝う日」と、法律で定められた。
・それとともに高齢者の福祉について関心を深め、高齢者の生活向上に努めようと若い世代に促すという気持ちが込められている。
以上。
これを踏まえて、今私が思う事。
『桔梗』は、良くも悪くも様々な意味を持っている。
しかし、『桔梗』の姿・かたち・色・備わっている能力に先人たちは好み、衣・食・住に取り入れ現代まで伝わっている。
結果、「敬老の日」に、『桔梗』を贈るのは
今、私たちが生きて生活が出来るのは、先人たちの経験と知恵のおかげである。
よって、道教の「尊いものを大切に扱う色」の青「紫」色をした『桔梗』を贈り、敬愛し・長寿を願い・感謝の気持ちを伝えるのだと思う。
この写真は、折り紙で作った『桔梗』
いろいろあって、写真のような色になっちゃった!!
折り紙の桔梗の折り方を探していたら、こちらのブログを見つけました。
こちらの画像の桔梗の折り方を探したのですが、見つけられませんでした。
一目惚れだっただけに、諦めきれずコメントを書かせていただきました。
お手数をお掛けしますが、この桔梗の折り方、もしくは折り方の載っている本など教えていただけにいでしょう?
宜しくお願いいたします。