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気品あふれる「愛子さま」天皇になれば日本が救われる

2019-06-03 | 皇室

 

気品あふれる「愛子さま」天皇になれば日本が救われる

社会・政治 2016.10.04

https://smart-flash.jp/sociopolitics/12299 より

 

  9月6日、悠仁(ひさひと)さまは10歳の誕生日をお迎えになった。

 「両陛下はかわいい盛りの悠仁さまと卓球に興じるなど、成長をいとおしく見守っておられます。しかし一方で、皇室の将来についての危機感を強く抱いておられるのです」(皇室担当記者)

  生前退位報道、天皇陛下の「お気持ち」表明に端を発した、「未来の皇室のあるべき姿」問題。安倍晋三総理は特別立法を視野に入れた対応を検討しているが、対処療法的なやり方では「皇室の先細り」は避けられない。

  皇室をテーマにした作品も多い、漫画家の小林よしのり氏が語る。

 「生前退位が実現しても、たちまち皇太子の不在という問題が現われます。秋篠宮さまが皇太弟になられようと、2人のお年は5歳しか離れていません。これを考えると、日本の皇室にものすごい閉塞感を持たざるをえません」

  そんななか、新たな時代の天皇として、にわかに皇太子さまの長女・愛子さま(14)が注目されている。本誌アンケートでも、女性・女系天皇を約8割が容認しているように、多くの国民に女性天皇に対する違和感はない。  

 さらに最近、愛子さまは、天皇にふさわしい「品格」を備えつつある。

 「以前はカメラを向けられると、はにかんで隠れたりされていましたが、昨年ごろから明らかに変わられました。笑顔が増え、撮られることを楽しんでおられるように見えます。そしてどこに行かれても『愛子さまには気品がある』『なぜ女性天皇が認められないの?』と、感激する人がいるのです」(皇室ジャーナリスト)

  天皇直系である愛子さまが皇太子になるのが本来の姿

 と指摘するのは、皇室研究者の高森明勅氏だ

「誰それが(天皇に)ふさわしいというような属人的な議論をしているわけではない」と前置きしたうえで、こう語る。

 「天皇の次はもちろん皇太子。皇太子の子をお世継ぎにするのが、神武天皇以来の直系優先の伝統です。愛子さまが天皇になられるのが、日本の伝統にのっとり、安定した皇位継承を確保するための、唯一の正解なんです」

  そもそも、天皇家の長い歴史には10代8人の女性天皇が存在した。

 「しかも、すべてが男系ではありません。第43代元明天皇から第44代元正天皇への継承は『母から娘』へ皇位が移っており、当時の律令の規定に照らして『女系継承』※といえるのです。

  もともと、日本では男系・女系の両方が機能する『双系』がベースにあるんです」(高森氏)

  あとは、政府がどう判断するかだ。8月25日、自民党の二階俊博幹事長はテレビ番組で、女性天皇容認の意向を示した。しかし翌日、菅義偉官房長官は「男系継承の重みを踏まえる必要がある」と、この発言に否定的な談話を発表している。

  二階氏の発言について「フライング」(政治部デスク)との見方もあるが、高森氏は菅官房長官の発言にこそ注目すべきだという。

 「菅さんは同時に『安定的な皇位継承の維持も考えていく必要がある』として、じつは明確には女性天皇を否定していないのです。二階さんは老練な政治家ですから、観測気球を上げて、安倍さんが傷つかないようにしながら、瀬踏みしたのではないでしょうか」

  愛子さまには、愛される天皇の素質が間違いなくある

 ※元正天皇は父方を通じて男系の皇統にもつながっているが、「当時の律令では、『女帝の子』は男系ではなく女系で位置づけるべきと明文化していたことから、この場合は女系天皇と理解する」というのが高森氏の主張です。

(週刊FLASH 2016年9月26日号)

 

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