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弁護側「客観的な証拠よりも強制された自白を重視した不当な判決」控訴へ 栃木女児殺害

2016-04-09 | 警察・事件

弁護側「客観的な証拠よりも強制された自白を重視した不当な判決」控訴へ 栃木女児殺害 

2016年4月8日

「無期懲役に処する」

 殺人罪に問われた勝又拓哉被告(33)は前を見つめ、身動きせずに聞いた。2時間近くにわたった判決の読み上げの間、自白の信用性を認めた理由が朗読されると、時折首をかしげた。

判決後、被告は弁護団に対し、

「法廷で真実を述べているのに、どうしてこんな納得できない判決が出てしまうのかわからない」

と語ったという。

弁護団の一木明弁護士は

「不当な判決。自白を重視するのは危険だと言われているのに、こういう判決になったのは納得できない。

客観的な証拠よりも強制された自白を重視した不当な判決。

検察官が立証していない部分にまで推測を重ねている。」

と批判した。

控訴する意向を明らかにした。



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