弁護士によると
貴乃岩 の 診断書を書いた医師のコメント発表は守秘義務違反の可能性
相撲協会は、貴ノ岩の診断書を書いた医師の見解を以下のように発表しています。
●頭蓋底骨折・髄液漏れはあくまでも疑い
●相撲を取ることに支障がない
●「重症」という報道に驚いている
これについて、
前出の弁護士・萩谷麻衣子さんは…
これを医師が本当に言ったのだとしたら、
ものすごく疑問を感じます。
ご自身で「髄液漏れ・頭蓋底骨折の疑い」と書いておいて、
「疑い」ではあるとしても、
骨折したかもしれないし、
暴行と因果関係があるかもしれないと書いているわけですよ。
なのに、2週間しかたってないのに
相撲を取ることに支障がないなどと
医師の責任で判断できるのかというところに疑問がありますし、
それを相撲協会がどういう意図で公表しているのかなと。
守秘義務違反ではないかという指摘もありますが、
本人の承諾なく相撲協会が公表したのであれば、
これは私も守秘義務違反の疑いが非常に濃いと思います。
(こんなことをされたら)
患者は医師に対して疑問を持つと思うし、
相撲協会に対しても疑問を感じると思います。
そして、(貴乃花親方が)理事の立場でありながら
報告しなかったことに対する処分を
検討するべきではないかという話が出ていますが、
それをやるなら、それ以上に、
傷害事件を防止できなかった理事長の責任の方が
検討するのが先ではないかと感じています。