クリスマスイブの爆撃で死亡、3歳女児を埋葬 パレスチナ・ガザ地区
パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)中部で、前日のイスラエル軍の爆撃で破壊された住宅。死亡したハラ・アブ・サバハ(Hala Abu Sabakha)ちゃん(3)はこの家に住んでいた(2013年12月25日撮影)。(c)AFP/MOHAMMED ABED
【12月26日 AFP】
パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)中部のデイル・アルバラ(Deir al-Balah)で25日、前日のイスラエル軍による爆撃で死亡した3歳の女児、ハラ・アブ・サバハ(Hala Abu Sabakha)ちゃんの葬儀が営まれた。
イスラエル軍は24日、ガザ地区北部とイスラエルとの境界付近で分離フェンスの修復をしていたイスラエル人男性がパレスチナ人の狙撃手に射殺された報復措置として、ガザ地区を戦闘機と戦車で攻撃。この攻撃で、死亡したハラちゃんの他に少なくとも6人が負傷した。イスラエル軍は同日、攻撃対象は「テロリストの拠点」で、ガザ地区中部のほか南部の兵器工場や北部のロケット弾発射装置などを含むと発表している。
ガザ地区とイスラエルの境界付近では最近、境界を挟んだ交戦が増加しており、イスラエル側はガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)に責任があると主張している。(c)AFP/Mai YAGHI
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