マレーシア 消費税廃止を発表
5月17日(木)
マレーシア、消費税廃止へ
マハティール氏、公約実現
【クアラルンプール共同】
マレーシア財務省は16日、6月1日から 現行6%の消費税を事実上廃止すると発表した。
9日投開票の下院選で勝利したマハティール首相率いる政党連合は政権交代から100日以内の消費税廃止を公約に掲げていた。
消費税制度は2015年にナジブ前政権が導入し、国民の不満の対象となっていた。
マハティール氏は16日、首都クアラルンプール近郊で記者会見し、
4月に施行されたフェイクニュース対策法など
「報道や表現の自由を抑える法律を廃止する」と説明。
令状なしの拘束や家宅捜索を認める
「国家安全保障会議法なども廃止」する。