江戸時代・・・加賀藩は将軍へ献上するに雪の塊を6月30日に、室から取り出していたそうです。これにちなんで!、湯湧温泉観光協会が1986年に復活させたのが氷室開きだそうです。
氷室とは・・・氷を貯えておく場所のことで現在の冷蔵庫にあたります。 製氷する技術がなかった時代・・・冬場にできた天然の氷を溶けないように保管する必要がありました。正確な記録は残されてないそうなんですが!洞窟や地面に掘った穴に茅葺などの小屋を建てて覆って・・・夏まで保存したとされています。氷室の歴史は古代にさかのぼるそうです!日本書紀の仁徳天皇62年に記述があるそうです。
仁徳天皇の異母弟の額田大中彦皇子、闘鶏(つげ)現在の奈良県天理市福住町・・・へ狩りに出かけたとき、土地の豪族が所有していた氷室を発見しました。皇子は豪族に保存の方法や使い方をたずね、その氷を宮中に献上したところ!天皇は大いに喜ばれた。それ以来!朝廷のために氷室を管理する要職が設けられるようになったとか・・・
ちなみに・・・全然話は違いますが(苦笑)かき氷(😊)/冷凍技術が進んでから食べらるようになったのだと思っていましたが・・・すでに平安時代にはあったそうです(ー_ー)!!有名な清少納言の枕草子には・・・甘い蜜をかけた削り氷が銀の器に入った涼しげな様子は実に優雅である・・・と書かれているそうな・・・紫式部の源氏物語にも・・・氷で涼を取っていた・・・という描写があるそうです。冬の氷を夏まで!!確か上記の福住の小学校が毎年、氷室を作っている報道をみました!!何百キロもの氷が何キロになる・・・貴重な夏の氷だったんでしょうね!!
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