グレイスシンフォニーオーケストラ Grace Symphony Orchestra

Facebookページ→https://www.facebook.com/groups/204387232993005/

NO27.サブコントラバスサックス B♭TUBAX チューバックスへ至る道のり その8

2009年10月22日 | GSOの楽器庫
ついにB♭チューバックスTUBAXの登場です。
比較の為にソプラノの1オクターブ上になるソプリロと、
鳳笙を並べてみました。
鳳笙は上から、銘「雨龍丸」四天王寺楽家伝来品 煤竹三節 文久二年に林廣守(君が代の作曲者で有名)がリードを制作している。

中は文化二年相模守太秦宿禰廣景の作 煤竹 本節 

下は昭和の名匠、京都 山田仙太郎作 白竹 本節

鳳笙は約五〇センチですので、このチューバックスは150センチ以上の大きさになりますね、ちなみにソプリロの16倍の大きさになります。

楽器の形状はサックスの延長というよりは、やはりサリューソホーンに近いと思います。E♭管で比較するとその相似形がよくわかります。
巻きの形と緩やかな円錐型は、サリューソホーンに倣ったものと言えるでしょう。

実際、オルジー社製のコントラバスサックスは、とても大きくて持ち運べないですね。


楽器の音は内径とその本体の長さと唄口できまるのであれば、私はサリューソホーンを改造してサックスのマウスピースで吹いていましたので、チューバックス開発以前からチューバックスの音を吹いていたといえるのではないでしょうか?


こんな不思議な楽器がステージに登場する私たちの演奏会にぜひいらしてください。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。