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別にオロシャ人ではありませぬ。
今回はマイハニー、サリューちゃんの紹介です。実は2回目の登場ですが...
サリューちゃんと言っても♪マハリーク♪マハーリタってより、
「呼ばれて飛び出でジャジャジャジャーン」での登場の方が似合いそうですね。
フランスの軍楽隊長のサリュスが発明した楽器で、
当初サックス同様にソプラニーノからソプラノ、アルト、テナー、
バス、そしてコントラバスまで6種あったそうですが、
生き残ったのはこのコントラバスサリューソホーンだけらしいです。
オリジナルはダブルリードで発音するのですが、
私はボーカルにコルクを巻いてソプラノサックスのマウスピースで、
吹いてます。なのでリフォームドサリューソホーンとでもいうべきでしょうか?
私はサリューを4本所有してますが、全てアメリカのコーン社の製品です。
真鍮剥き出しのもの、サテンゴールド、ゴールドプレート、リラッカー処理がなされたものです。
どれも80年以上も前の楽器なのです。
このうちいつも演奏会で使用するのが、ゴールドプレートのもので、
アメリカ黄金時代に受注生産で作られたらしいです。
ベルに18金ならぬ18禁の豪華彫刻が彫られてます。
でも写真では3本しか映ってませんね?
実は一本は先生のご厚意に甘えてスタジオに置き楽器させていただいてます。
なので練習日に楽器を持参せず、つまり「手ぶらでサリューソ吹き」なのです。
サクソフォーンが妖しく艶めかしい曲線美で魅せるのに対して、
どことなく端正でストイックさを醸し出すこの彼女サリューに、
私は、くちびるのみならず心まで奪われてしまいました。
もしこの楽器に興味のある方は、ぜひスタジオに遊びに来てください。
実はメンバー全員、気になっていたと思いますよ。サリューソホンの音は、録音でも必ず、低音域でその存在感を出して響いており、22日のコンサート録音もそうでした。
”ぞうさん”の楽器紹介も好評でしたよ。
とても貴重な楽器です。皆で大切にしてして、さらにサリューソホンの魅力を引き出せたら良いですね。
私はJBで初めてサリューソホンという楽器を知りました。
秋の演奏会にいらして頂いた方からも、「楽器紹介の時サリューソホンが勉強になった」との感想を戴きました。
JBに欠かせない大事なパートですね。
(Clのくら・くら・くらら)
テブラデサリューソフキーさんのサリューちゃんはコーン社の楽器なんですね! 私のテナートロンボーンもコーン製で、なんと同じメーカーだったとは知りませんでした(*_*)
よく練習でも、楽器の振動、ということがテーマに上げられますが、サリューちゃんは振動のオバケみたいな楽器だなぁと思います。振動に音程がある、というのを地でいく楽器…p(^^)q
ゴーゴーと床が共鳴する程の低音がたまらなく魅力的です
そして80年以上も前の楽器!!だなんて…これまたビックリしました。本当に貴重なサリューちゃん。
そして、ズ~ンと伝わる特別な楽器!(^^)!素敵な出逢いですね。
また味わいたい振動です。楽しみです。
私は18禁(?)彫刻見ましたー!
周りの彫刻も素晴らしいですねー。
今やサリューちゃん命なのですね。ふふふ・・・。
この間の演奏会では、直前で私のびよらが壊れてしまい、急遽テブラデサリューソフキー様ご所蔵の素晴らしい彫刻の18金びよらを貸していただいて、ありがとうございました!当日は周りのびよらーさん達もこのびよらの色と彫刻に驚いていました!このびよらも公開したいですー。
テブラデサリューソフキーから、前回の定期演奏会時にあった、素敵な出来事をお聞きしました。
私だけが知っている、なんてもったいない!
是非みなさんにも知ってほしい!
テブラデサリューソフキーさんからのメールを、ご本人の了解を得ましたので、以下にご紹介いたします。
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今回のコンサートの後にロビーで、招待したお客さんのリクエストで一緒に写真を撮ってた、車椅子のおじさんが、俺にも撮らせてくれといって、何枚か楽器の写真を撮ってました。この楽器(サリューソホーン)にものすごく興味があったんだとコメントを貰いました。とても喜んでくれてました。
私が楽屋へ戻る時、彼の付き添いらしい人がどんどん先回りして扉を次々と開けてくれて、最後に、涙声で実物を見せてくれて有り難うございますといってくれました。何でも、楽屋まで押し掛けてでも見せてもらうつもりだったとのこと。
こちらこそと大変恐縮してしまいました。