【怖い話】近づいてきた見知らぬ男が押し殺した声で「警察の者ですが」
今一生@conisshow 2:57 - 2013年7月16日
自民党は本当に怖い政党なんだ。
みんな、このツィートをぜひRTしてほしい。
自民党にだけは投票しないでほしい。
自民党政権と引き換えに失うものが多すぎる!
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-上記URLからの情報-
<本音のコラム>
怖い話 鎌田 慧
近づいてきた見知らぬ男が押し殺した声で
「警察の者ですが」というだけで、十分に威圧的だ。
JR福島駅頭での安部首相の街頭演説の場で、
「原発廃炉に賛成?反対?」という
手作りの質問ボードを掲げようとした主婦が、
私服刑事と自民党スタッフに取り囲まれ、
ボードを没収された本紙記事(7月14日付)を読んで、
猛暑なのに肌寒くなった。毎日、読売の両氏には掲載されていない。
一主婦のささやかな行動だが、官僚と与党が一緒になって、
言論を妨害した事実は重い。一時代前なら、警察にマークされるのは
共産党や社会党、新左翼のメンバーたちだった。
が、最近はそれぞれ力を落として、無党派市民や少数派労組が運動を
担うようになった。首相にもの申す市民もまた「過激派」扱いだ。
主婦を取り囲んだ刑事と自民党員の忠誠心に輝く目と、
さげすむような視線を想像して恐ろしくなる。
没収されたボードは一週間たってわざとらしく、
教えた覚えのない勤務先に送りつけられてきた、
と記事にある。
軍事国家か戒厳令下のような市民の口封じが公然とまかり通りながら、
排外主義の「ヘイトスピーチ」は野放しだ。自民党の「壊憲」憲法草案には
首相による「緊急事態宣言」が盛り込まれている。
民主主義は強引に幕引きされそうだ。いま、めげずに声を上げなくては。
(ルポライター)