【フッ素 秘密の歴史】市民に秘密裏の人体実験。フッ素が安全というのは捏造されたものである。
http://members.jcom.home.ne.jp/tomura/abomb.index.htm より
本編は、単にアメリカばかりではなく、世界中の関係者に強い衝撃を与えずにはおかないだろう。
本稿を読めば、フッ素の安全性などは「放ったらかしにされた」どころか初めから意図的に捏造されたものであり、政府各機関も総力をあげてこれに加担してきたことが明らかである。
その目的は、原爆という最高の国家機密をあくまで護持するためであった。当時アメリカにおいてフッ素中毒に関する最高の治療者であったウォルドボット博士の幾多の臨床的データを、保健行政当局らがやっきになって否定し、手先をつとめるアメリカ歯科医師会に機関誌で人格攻撃まで行わせて博士を封殺しようとした理由はまさにここにあったのであろう。
この壮大なドキュメントの前には、一介の歯科医師にすぎぬ私は、ただ言葉を失うだけである。
http://members.jcom.home.ne.jp/tomura/abomb.7.htm
この記事はどんな基準から見ても、全国紙にとって何らかの賞に値するほどのスクープである。
このレポートは、アメリカ人が毎日摂取しているフッ素という蓄積性の毒物の歴史を一瞥している。
著者であるグリフィスとブライソンは、このための調査に一年以上を費やした。そして彼らは、このような情報はこれ以上公開されずにおくべきではないという信念の下に、ウェイスト・ノットやほかのメディアに「どのように使用して頂いても結構です」というノートを添えてこの記事を付託してきたのである。
公共上水道をフッ素化するための科学は、極めて場当たり的で、よく言っても、見かけ倒しの安物にすぎない。このレポートを読めばわかるように、その科学の基盤のルーツは、合衆国の原爆計画を訴訟から擁護することにあったのである。
アメリカ人は、フッ素は歯をよくすると言われ続けてきて、世界のほかのどの国民より、フッ素化された飲料水を飲み続けてきた。しかし、我々はここで、フッ素化水をお人好しの世間に売るために、科学に汚れた政治がいかに関与してきたを十分に知ることができた。
我々はフッ素について3か月間も調査した。その結果は、本誌373号に、未曾有の長さのニューズレターとして掲載した。我々は、フッ素は骨に蓄積する毒物であるのを知っている。その害作用をいくつかあげてみると、若い男性のガンや骨粗鬆症、IQの低下、高齢者の腰部骨折などに関連しているのである。
http://members.jcom.home.ne.jp/tomura/abomb.1.htm
今日になってみれば、原爆計画から派遣された科学者が秘密裡にニューバーグのフッ素化実験を実施し、市民からとった血液や組織のサンプルを研究したことなど簡単には信じられないであろう。
「とてもショックです。言葉もないくらい」と言ったのは現在のニューバーグ市の市長であるオードリー・キャレイである。キャレイ市長は、私たちが発見した上記の事について次のようにコメントした。「これはまるで、アラバマで梅毒患者に対して行ったタスケジー実験じゃありませんか。」
1950年代のはじめにキャレイ市長がまだ子どもだった頃、彼女はニューバーグのブロードウェイにある暖炉のついた古い建物につれて行かれた。そこが公衆衛生の診療所であった。そこでは、ニューバーグのフッ素化研究から派遣されて来た医師が、彼女の歯や生まれつき2本の指の骨が癒着した左手などを調べた。「今でも」とキャレイ市長は言葉を続ける。「孫娘の上顎の歯には白っぽい斑状歯があるのです。」
キャレイ市長は政府に対してフッ素の秘密の歴史と、ニューバーグのフッ素化実験について回答を要求している。そして、「私はこの問題は絶対に追及するつもりです。市民に知らせもせず、承諾も受けずに実験や研究をするなんて、ぞっとする話ではありませんか」と述べている。
これらの調査をつうじて浮かび上ってくる重大な疑問は、ニューバーグ実験や他の原爆計画中のフッ素研究で明らかになったフッ素の害作用が、湮滅に付されたのではないかということだ。原子力委員会出資のフッ素研究の全ては、医科や歯科の雑誌で市民に明らかにされねばならない。秘密文書の原本はどこにあるのだろうか。
はたして情報は湮滅されたのであろうか。私たちは、原爆計画の科学者らが行ったフッ素の安全性研究の極秘オリジナル版を明らかにした。この研究は、後に検閲版が1948年8月にアメリカ歯科医師会雑誌で発表されている。この極秘版と検閲版とを比べてみると、原子力委員会は、フッ素が傷害を与えた情報を検閲していたことが明らかに分る。これは悲喜劇としか言いようがない。
それは原爆計画のなかで、フッ素の製造工場で作業していた労働者の歯科的医学的健康状態についてマンハッタン計画の歯科医師チームが行った研究であった。極秘版では大部分の労働者に歯がないことが報告されているが、発表版では労働者にはむし歯が少なかったということだけである。
極秘版では、フッ素の発煙が靴のなかの爪をダメにしてしまうためゴム製の長靴を履かなければならなかったと報告されているが、発表版ではこのことは触れられていない。
極秘版では、フッ素はおそらく歯に対しても同様に作用し、このために歯を失う者が多いのではないかと述べられているのに対して、発表版ではこの部分が省かれている。
奇怪な三角関係
フッ素と歯,そして原爆
著者 ジョエル・グリフィス、クリス・ブライソン
翻訳 村上 徹(歯科医師・医学博士)
目 次
掲載までの経緯
著者について
わき上がる疑惑
フッ素と国家の安全
フッ素と冷戦
原爆計画と水道フッ素化
訳者あとがき
文 献