防衛庁が開発を進めている88式地対艦ミサイルシステム(SSM-1改)の試作品をめぐり、開発に当たった三菱重工業の強度試験に12件の不備があったことが9日、分かった。
三菱側は不備に気付いた後も防衛庁に報告していなかったほか、同庁でも不備の情報を得ながら内部報告を怠っていた。
試作品は既に納入済みで、防衛庁は直ちに再試験を実施して再開発が必要かどうか月内に結論を出すが、装備開発をめぐるずさんな管理に批判が出そうだ。
防衛庁によると、強度試験に不備があったのは、三菱重工業の名古屋誘導推進システム製作所。ミサイル発射位置を相手が特定できないよう軌道を変える改良をした際の強度試験で、十分な負荷をかけなかったことが4月に分かったが、社内や防衛庁への報告をしなかった。
SSM-1改は2008年度に装備化を予定。4段階に分けて試作されることになっており、01年度以降、既に約123億円分を契約している。
三菱側は不備に気付いた後も防衛庁に報告していなかったほか、同庁でも不備の情報を得ながら内部報告を怠っていた。
試作品は既に納入済みで、防衛庁は直ちに再試験を実施して再開発が必要かどうか月内に結論を出すが、装備開発をめぐるずさんな管理に批判が出そうだ。
防衛庁によると、強度試験に不備があったのは、三菱重工業の名古屋誘導推進システム製作所。ミサイル発射位置を相手が特定できないよう軌道を変える改良をした際の強度試験で、十分な負荷をかけなかったことが4月に分かったが、社内や防衛庁への報告をしなかった。
SSM-1改は2008年度に装備化を予定。4段階に分けて試作されることになっており、01年度以降、既に約123億円分を契約している。
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