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浅間山が噴火 気象庁は臨時火山情報を出し、注意呼びかけ
群馬県と長野県の県境にある浅間山が1日夜、噴火した。
気象庁によると1日午後8時2分ごろ、浅間山が噴火したという。雲がかかっていて噴煙の高さは不明だが、軽井沢測候所の話では大きな爆発音がして浅間山の中腹以上の広範囲で、噴火で出たとみられる噴石が確認されているという。
長野県の御代田町役場の話によると、「住民から浅間山の南斜面に点々と赤いものが見える。窓ガラスが音をたてて揺れたという電話が入っている」という。
気象庁では中規模の噴火が起きたと判断し、火山についての情報の注意報に相当する「臨時火山情報」を出し、浅間山周辺の住民らに向け、今後の噴火活動について注意を呼びかけている。
群馬県と長野県の県境にある浅間山が1日夜、噴火した。
気象庁によると1日午後8時2分ごろ、浅間山が噴火したという。雲がかかっていて噴煙の高さは不明だが、軽井沢測候所の話では大きな爆発音がして浅間山の中腹以上の広範囲で、噴火で出たとみられる噴石が確認されているという。
長野県の御代田町役場の話によると、「住民から浅間山の南斜面に点々と赤いものが見える。窓ガラスが音をたてて揺れたという電話が入っている」という。
気象庁では中規模の噴火が起きたと判断し、火山についての情報の注意報に相当する「臨時火山情報」を出し、浅間山周辺の住民らに向け、今後の噴火活動について注意を呼びかけている。
気象庁によると、90年代は主に噴煙や地震回数が増える程度だったが、昨年2-4月にかけ、ごく小規模な噴火が4回起きた。山腹に灰が降ったり、火口付近に火山れきが飛んだりしたが、ふもとの民家などへの被害はなかった。
その後、今年6月ごろまでは比較的活動は落ち着いていたが、7月ごろから地震回数や噴煙の量が増加、火口の底部分の温度も上昇。気象庁は7月31日、火山活動レベルを1(静穏な火山活動)から2(やや活発な火山活動)に上げ、注意を呼び掛けていた。