4日午前2時半ごろ、広島県大崎上島町東野鮴崎(めばるざき)の海岸で、大分県津久見市港町、西瀧海運の貨物船「新常豊丸」(498トン、6人乗り)がコンクリート製護岸(高さ約5メートル、厚さ約1メートル)に乗り上げた。船はさらに近くの住宅などに衝突、住宅1戸と空き家が全壊し、別の住宅1戸も一部が壊れた。全壊した住宅に住む安部春男さん(76)が肩を打つなどして1週間のけがをした。
呉海上保安部の調べでは、新常豊丸は約11ノット(時速約20キロ)で、ほぼ直角に護岸にぶつかり、そのまま船首部分が住宅に突っ込んだらしい。本来は、乗り上げた場所の沖合900メートルを航行するはずだった。広島県の福山港から山口県の徳山港までセメントなどの材料を運ぶ途中で、浜田真寿雄船長(56)は「居眠りをしていた」などと話しているという。一部損壊した住宅にいた2人と、乗組員にけがはなかった。
現場は瀬戸内海に浮かぶ大崎上島の北東部で、護岸付近に住宅が密集している。
安部さんは、自宅1階の寝室で寝ていて「ドーン」という音で目が覚めたという。「すぐ後に2階が崩れてきた。何が起きたか分からなかった」と話した。
(09/04 11:25)
呉海上保安部の調べでは、新常豊丸は約11ノット(時速約20キロ)で、ほぼ直角に護岸にぶつかり、そのまま船首部分が住宅に突っ込んだらしい。本来は、乗り上げた場所の沖合900メートルを航行するはずだった。広島県の福山港から山口県の徳山港までセメントなどの材料を運ぶ途中で、浜田真寿雄船長(56)は「居眠りをしていた」などと話しているという。一部損壊した住宅にいた2人と、乗組員にけがはなかった。
現場は瀬戸内海に浮かぶ大崎上島の北東部で、護岸付近に住宅が密集している。
安部さんは、自宅1階の寝室で寝ていて「ドーン」という音で目が覚めたという。「すぐ後に2階が崩れてきた。何が起きたか分からなかった」と話した。
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