みなさん、こんにちは。JQ7AREです。
今回からはシリーズで、ゼロから始める和文学習法をお伝えします。
第1回は、まったく和文をやったことない人が学習を始めることを想定します。
欧文での599BKやラバースタンプ交信はやったことあるけど、今まで「ホレ」符号を聞いただけで嫌厭していた。そんな人が和文を始めることになりました。
まず、何から始めたら良いか。
まずは、当たり前ですが、符号を覚えましょう。
欧文は26文字ですが、和文は倍の50文字あります。
がんばって「あいうえお〜」と順番に50音順に覚えていきましょう。
わたしは一日10文字ずつ覚えていきました。翌日になると、前日覚えた符号を半分くらい忘れていたので、復習しながら次の10文字を覚えていく感じです。
符号は一気に覚えた方が効率が良いので、休まず1週間くらいで一気に覚えてしまいましょう。
楽しくない作業なので嫌になるかもしれませんが、ここは踏ん張りどころです。
ヱとヰは会話では使いませんので覚えなくていいです。
ここで絶対にやってはならないことがあります。
それは「合調法(ゴロ合わせ)」です。
こればかりは絶対にやっては行けません。わたしも和文を始める際に、ローカルのOMさんから、合調法は絶対にやるなと言われました。
合調法で覚えてしまうと、符号を聞いた時に、一度脳内でゴロ合わせをしてから文字を導き出すことになります。
これでは、低速符号であればなんとか送受信できますが、スピードが上がると対応できません。
そればかりか、符号を聞くと、頭にこびりついたゴロがまとわりついて、まともに符号が受信できなくなる弊害まで出ます。これで苦しんでいる和文局が実際にたくさんおられます。
何度も言いますが、合調法でだけは、和文符号を覚えないでください。
では、どうやって覚えるかというと、簡単。
単に符号の音を聞いて覚えてください。
PCやスマホのアプリでモールス符号を再生できるフリーソフトがたくさんあるので、好きなものを使ってください。
わたしはJI1JDI局が作成された「モールス練習帳」というWebアプリにお世話になりました。
モールス練習帳
https://ditdah.undo.jp/morse-trainer/
ちなみにJI1JDI局は本当にすごい人で、モールス符号を楽しく覚えるためのアプリを数々開発されています。
さらに、和文ラグチューができるようになると「DitDahChat」というWebアプリで和文電信が楽しめてしまうので、その日を楽しみにして学習を進めてください。
DitDahChat
https://ditdah.jp/ditdah-chat/
符号を何度も何度も流して、音で覚えるようにしてくださいね。
最初のうちは、受信の方が送信より難しいので、ひたすら受信しながら符号を覚えてください。
この方法で、1日10文字、1週間で50音を一気に覚えましょう。
10wpmで符号単体をランダム再生して、ほぼ取れるようになったら完了ですので、次のステップに進みます。
コールが確認出来ていないので未だ半信半疑ですが、さくらんぼコンテストよりも確実に土曜日の20:00からKEY局のCQが送信されるのですからワッチするのが楽しみです。日によってはCONDXの良い夜があるかも知れません。これから土曜日の夜には山形にANTを向けて聞いてみます。
JP7A○○局にお伝えしておきますね。これからもワッチよろしくお願いします。
JP7A**局は「山形宮城CW愛好会」の会長で、アマチュア無線を始めたばかりの私に和文の楽しさを教えてくださった先生です。おそらく山形県山辺町の固定からのCQだったと思いますが、貴局のところまで飛んだのですね!VUはやはりワクワクしますね。
私も清水さんとJE1QIA局との交信を聞いていましたが、RST319くらいでした。私の方は11エレスタック 6mHです。お互いのアンテナを良い位置に向ければ十分交信できそうですね!
武士田さんも八木アンテナにされたのですね!今度みなさんと2mバンドで和文交信できることを楽しみにしています。