✳️【DNA鑑定】
(前略)きくち氏が言う「ところで、チタン合金が完全に燃えるような高温で、遺体が残る?ペンタゴンは遺体の確認をしているーなんてこと、あり???」だが、これは、陰謀論者らの受け売り。彼らは、「ジェット燃料の燃焼による火災で機体が燃え尽きたのに、なんで乗客の遺体のDNA鑑定ができたのか?」と言い、それがあたかも大きな謎であるかのように人々を誘導する。(中略)
また、彼らはDNA鑑定DNAそのものを無視している。もともと、DNA鑑定というのは、遺体の損傷が激しかったり、遺体が燃焼し白骨と化したりした際に重宝される技術だ。鑑定の基となった「遺体」とは、もはや人体の原型を留めていない「断片」であって当然なのだ。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より
✔️【逆デバンキング〈当初は指紋だった〉】
奥菜秀次はまったく触れていないのですが、公式説明では当初「指紋によって犠牲者の身元を確認できた」とされていたのです(ワシントンポスト11/21/2001)。
しかし、「指紋」では都合が悪いためか、のちに「DNA鑑定によって身元が確認された」という新しいバージョンが発表されたのです。
というお話でございます。
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