kiarayui『MOONLESS』
光と陰の合間に潜む心象風景で紡ぐ、9つの刺激的なストーリー。 終盤8曲目、「ミッドナイト / They died in our room」という何やらミステリアスなフレーズか...
FAREWELL, MY L.u.v『GOLD』
ポップへと軸を寄せながら、“フェアラブ”マナーのソウルを拡張させた意欲作。 スヌーピーライクな少女のキャラクターデザインが印象的な名...
J. Lamotta すずめ『Brand New Choice』
テルアヴィヴやベルリンの音の多様性を咀嚼した、洗練されたモダン・グルーヴ。 まずは、日本人ならばほとんどがその名前に目を惹かれるだろう、モロッコにルーツを持つイスラエル・テル...
IKKUBARU『Chords & Melodies』
イックバル流のフィロソフィーを具現化した、美的ポップ作。 Especia「アビス」や脇田もなり「Cloudless Night」などの楽曲提供でも知られる、インドネシア...
黒川沙良「イイネシナイデ/ブリコー」
才色兼備のシンガー・ソングライターが奏でる、馥郁たる良質R&B。 ぼんやりとネットの波に乗っていたら(死語)、オートチューンがかかった憂いのあるR&Bという曲風が耳に止ま...
Brandy『B7』
ヴォーカルの陰影に成熟と人生を垣間見た、キャリア最高に名乗りを上げた渾身作。 タイトルよろしく...
天野なつ『Across The Great Divide』
ポップ・シンガーとしての萌芽も捉えた、天野なつの原点作。 アルバム・タイトルの由来は1976年の米映画『ロッキーを越えて』なのか、ザ・バンドの曲名なのか、はたまた他の意味があ...
FAREWELL, MY L.u.v『DONT TOUCH MY RADIO』
普遍的なソウル・ポップへの可能性を抱く、良質なアイドル・バブルガム・ソウル。 私立探偵フィリップ・マーロウを主人公とする米作家レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説...
白いパレット『夢の中で会えたら』
無垢な絵皿から生まれる、発想力と若さという色彩から描き出される音の粒たち。 何の汚れもない、まだ始まっていないという例えでよく使われる言葉に...
MY IMPRESSIVE ALBUMS in 2010s ERA
心に残る2010年代のマイ・フェイヴァリッツ・アルバム。 自身の聴き込み不足のため、年末恒例の年間フェイヴァリッツ・アルバム選出企画の休止を先日の記事「MY FAVORITE...