とはいえ、多少香港馬を過大評価し過ぎるきらいも感じられます。グッドババは確かに大成長大変身を遂げたと思いますが、昨年の安田記念では7番人気で7着、ブリッシュラックは今年で9歳…。2回目に当レースに参戦して結果が上向いた例をあまり聞かないこともあり、安易に軸馬に選ぶことは出来ない気がします。
一方、日本馬というと、こちらも決してレヴェルの高い馬が揃ったという感じもしません。ダイワメジャーが抜けて、カンパニーが回避。牝馬限定GIを勝ちきれないウオッカ、昨年11着のスーパーホーネット、昨年5着のスズカフェニックスあたりが人気上位を形成するメンツでは、日本馬が圧倒するだけの結果にもならない気がします。
昨年のレースを振り返ると、ダイワメジャーにクビ差2着だったのが、コンゴウリキシオー、3着がジョリーダンス、5着スズカフェニックス、6着エイシンドーバー、7着グッドババ、8着キストゥヘヴン、11着スーパーホーネット、16着エアシェイディ。成長分や衰えもあるので一概にはいえませんが、前回好走して今回低人気なら軽視は禁物。凡走し続けていても好走したレース（コース）ではいい勝負をするという例は少なくありません。
≪予想≫
スズカフェニックス
オーシャンエイプス
スーパーホーネット
キストゥヘヴン
エイシンドーバー
ジョリーダンス
コンゴウリキシオー
ピンクカメオ
アルマダ
1着固定には出来ませんが、3着内には入りそうということでスズカフェニックス。
目立った時計はありませんが、底力を要求される東京マイルということでオーシャンエイプス、昨年のマイルCSでダイワメジャーに迫った実績を考慮してスーパーホーネット。この当たりから攻めたいと思います。
香港馬はグッドババより無欲で来日経験もあるホワイトが乗るアルマダを。
東京、マイル、雨、国枝厩舎…大穴ならピンクカメオ。ブラックホークの再現なるか。
◇◇◇
≪結果≫1着 05 ウオッカ （岩田）
2着 16 アルマダ
3着 03 エイシンドーバー
4着 14 エアシェイディ
5着 17 スズカフェニックス
逃げたコンゴウリキシオーが6着。スーパーホーネット8着、グッドババ17着。
前目につけていた馬が上位となった。東京のマイルは底力が必要だということ。
そして、ウオッカは東京マイルにはピッタリだということ。
ただし、例年よりも層が薄いのは確か。昨年6着のエイシンドーバーが3着、昨年同様にスズカフェニックスは5着。ダイワメジャー級が出走していなかっただけということだ。スーパーホーネットは残念ながらトライアルホース級なんだろうなぁ。
香港馬はアルマダが連対。こちらの予想は的確だった。香港馬は過大評価をしてはいけないけれど、過小評価もいけない。香港の芝である程度の実績を残している馬ならば、人気がなくても軽視してはいけないのだ。
個人的には、少しウオッカを買わないということにこだわり過ぎていたかもしれない。アルマダもエイシンドーバーも買っていたのだから、もうちょい柔軟に考えていたら、3連複（31710 円！）は確実にゲット出来たのだから。
≪春のGIシリーズ 1点100円チャレンジ≫
購入：
馬連流し
（17→02・03・06・08・10・11・13・16）×100円＝800円
3連複BOX
（02・03・06・10・11・16・17）×100円＝3500円
合計4300円
払戻：0円
計0円
収支：-4300円
今回／総合＝-4300円／+40970円
3週後のGI・宝塚記念で、この春のGIシリーズも終了。
とりあえず、プラスは確定ですが、有終の美を飾りたいところですな。
