*** june typhoon tokyo ***

G×SB@東京ドーム

Yanokenji昨日に続いて、巨人×ソフトバンク@東京ドームに参戦。
ネットで速報をチラ見しながら仕事をしていた訳ですが、先乗り隊から新垣が調子いいとの報告を受け、こりゃあマズイと仕事の持ち帰りを決意して(大げさ)、20時頃駆けつけた次第。(そのため本日は立見1000円ナリ)

巨人はソフトバンクに連勝するために、わざわざ中4日で内海を先発に持ってきた訳だけれども、元々タフなピッチャーというイメージはないし、シーズン終盤ならまだしも、まだ夏前の段階でこういった起用の仕方をするのは、正直首をかしげるところ。
案の定結果は伴わず降板となった訳だが、これが矢野の代打逆転満塁本塁打による派手な勝ち方によって救われた。
ただ、内海が嫌な形でノックアウトされたことには変わらず、これが今後に響かなければいいがと心配せざるを得ない。

それともう一つ。
矢野の代打逆転満塁本塁打の前、福田への代打は清水だった。
ここで左打者を出せば、ソフトバンクは左投手をぶつけてくることは明白で、篠原にスイッチして、巨人は清水に代打の代打・矢野を送った。
結果として矢野が大仕事をやってのけたからいいようなものの、この采配には疑問だ。
回は7回。残るイニングは3。ソフトバンクは新垣を降ろしているから、終盤にチャンスはこの回だけではないはずて、
ここで清水で勝負するならまだしも、そこに清水というコマを使わずに捨てるというのはもったいないにもほどがある。
清水でなくても他の選手を代打に出せるはずだ。
清水は左をそれほど苦にするタイプではないし、なにしろプライドというかやる気を削がれる采配だ。
こういう腐らせる使い方をしていると、選手の心身のバランスも崩れ、調子も落とすというものだ。

また、昨日の和田、今日の新垣と、ずっと投げさせていれば苦しい展開だったはずなのに、
それを早々と降板させた王監督の投手起用も首をかしげるところがあるが。

劇的な勝利に喜ぶチームやファンが多数いるであろうが、
その影に、もしかしたら不調へのきっかけを作りかねない采配が行なわれていたところをしっかりと反省しなければならない。

勝ち試合は確かに良薬になるが、持続性はない。
試合内容がしっかりしていれば、たとえ負けたとしても次に繋がるのだ。
先発投手もしっかり揃い、打線も抜け目なし、2位との差が20ゲーム以上開いている…そんな状態なら、この劇的な勝利で喜びに終始するのも悪くないだろう。
だが、エース上原は付け焼刃の抑え、右が頼りなく左ばかりの先発陣、ストッパーと目されていた豊田が中継ぎに甘んじている…そんな現状を抱えているチームが、夏以降のスクランブルを辞さないような連戦に耐えられるだろうか。

打線は水モノ。
打線が芳しくなくなった時に嘆き始めても遅いのだ。


SB 002 100 000 3
YG 000 000 43X 7

【バッテリー】
(巨)内海、西村、野口、○福田、豊田、上原-阿部
(ソ)新垣、佐藤、●篠原-田上
【本】
(ソ)多村(3回)、田上(4回)
(巨)矢野(7回)、阿部(8回)

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