*** june typhoon tokyo ***

SEIBU×クレインズ@ダイドードリンコ

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 アジアリーグアイスホッケーのプレーオフファイナルが東伏見のダイドードリンコアイスアリーナで開幕。西武鉄道、コクドからSEIBUプリンスラビッツへと、西武グループとして43シーズンにわたるアイスホッケーの活動に幕を閉じる、プレーオフファイナルとなる。相手は日本製紙クレインズ。今シーズンおよび日本選手権ではプリンスラビッツが全て勝利しているものの、レギュラーシーズン1位のアニャンハルラを大逆転して勝ち上がってきた強豪だ。セミファイナルからやや時間が空いてしまったプリンスラビッツに対し、勢いあるまま乗り込んできたクレインズ。力は互角といっていいだろう。プリンスラビッツは文字通りファイナルの戦いを有終の美で飾ることが出来るか。そのファイナルへ挑む氷上の戦士たちを紹介。

≪SEIBUプリンスラビッツ≫
GK 20 片山和人
GK 31 松本司郎
GK 39 菊地尚哉
DF 02 三浦浩幸
DF 03 山口和良
DF 05 宮内史隆
DF 06 山田佑哉
DF 11 川口寛
DF 19 リチャード・ローチフォルト
DF 22 大久保智仁
DF 43 河村正博
DF 74 河合龍一
FW 08 今洋祐
FW 09 佐藤翔
FW 10 神野徹
FW 12 内山朋彦
FW 13 樫野善一
FW 14 田中豪
FW 16 小原大輔
FW 18 鈴木貴人 (C)
FW 21 坂上智希
FW 24 増子秀司
FW 30 石岡敏
FW 33 ジョエル・パーピック
FW 40 藤田キヨシ

監督 若林クリス

≪日本製紙クレインズ≫
GK 31 大嶋良介
GK 42 清川和彦
GK 61 石川央
DF 02 外崎潤
DF 03 伊藤賢吾
DF 07 ディック・ジョエル
DF 23 大澤秀之
DF 28 ブラッド・ティリー
DF 33 鬼頭俊行
DF 34 原武大輔
DF 37 角田博司
FW 10 山野由宇
FW 11 西脇雅仁
FW 12 ケリー・フェアチャイルド
FW 14 佐藤匡史
FW 15 土塚修平
FW 16 今村雄太朗
FW 17 飯村善則
FW 18 伊藤雅俊
FW 19 佐藤博史
FW 20 三谷ダーシ・タケシ
FW 21 酒井隆行
FW 24 飯塚洋生
FW 27 石黒史郎
FW 47 久保直也
FW 75 ユール・クリス

監督 相沢浩二

◇◇◇

≪アジアリーグアイスホッケー 2008-2009≫
プレーオフファイナル第1戦@ダイドードリンコアイスアリーナ(東伏見)
試合開始 19:15
 
SEIBUプリンスラビッツ 2(1-2、0-1、1-1)4 日本製紙クレインズ

【得点】
(S):河合、小原
(N):伊藤雅、ユール、ユール、ユール

※ 第2戦出場停止  
(S):ローチフォルト、河合
(N):ユール

 インターバルがあったプリンスラビッツが試合勘を取り戻せずにいるところを、ユールの活躍によってクレインズが先勝。プリンスラビッツは5対3のパワープレイから河合が先制するも、ミスが多く立て続けに崩され失点。第2ピリオドに小原のゴールで追いつくも、ユールのゴールへ身体を投げ出してのゴールで勝ち越しを許す。第3ピリオドの18分過ぎにユールが3点目をたたき出すゴールで2-4に。ほぼ勝負あった。キャプテン・鈴木貴人のペナルティが痛かった。プリンスラビッツはゴーリーを下げての6人攻撃を挑むも不発。時間が進み、最後はやややけくそ気味の乱闘が続き、残り15秒ほどのところからペナルティのヴィデオ確認で長い中断。ボックスの中も荒れ気味で、最終的にはプリンスラビッツからローチフォルトと河合、クレインズからはこの日3点を挙げたユールが次の試合に出場停止となる後味の悪い試合となってしまった。
 惜しむらくは、序盤のクレインズ飯村のダブルマイナーペナルティというチャンスに追加点を決めきれなかったことか。それ以外でも、ゴールを決めるビッグチャンスが何度もありながら決定力に欠き、流れを相手に渡してしまったところだろう。決めるべきところで決められないと、こうなってしまう典型的な流れになってしまった。

 プリンスラビッツのエンジンのかかり具合が遅かったのは、セミファイナルからの間隔が空き、試合勘を取り戻すまでに時間がかかったということもあるだろうが、どうもそれだけではない空回りぶりが気になった。今季は7度戦って全て勝利している相手だが、慢心とはいわないにしても、何かしっかりとした意思を持たずに試合に臨んでしまったというような感じがした。
 短期決戦は流れ、勢いが非常にその勝敗を左右する要素なので、気を引き締めて、次から改めて第1戦という心持ちで試合に向かってもらいたいところだ。
 
 次はこれが東伏見での、そしてプリンスラビッツとしてのラスト・ゲームの可能性もある試合(今日負けたラビッツが、この試合を含めて4連勝すれば第5戦の路で終了してしまうため)。初戦の終わり方からみるとなかなか難しいが、気持ちを切り替えて立て直して、結果を恐れず今後に繋がるグッド・ゲームをしてもらいたいものだ。

 終盤2点差をつけられて、出番の可能性が少なくなり、何ともいえない表情でリンクを見つめていた川口選手が何とも切なかったなぁ…。
 

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