(見てくれている人がどれだけいるのか解からないけど。まぁ、ごく少数だとは思いますが)
レコ大は、予想通り前回に倖田來未に獲らせたあげた氷川きよしが獲るという、いってこいな結果でしたね。
格闘技とザッピングして見た紅白は、これだっていう注目があまりなかった。というか、格闘技もあんまり見どころなかった。亀田の一件で懲りたのかと思ったら、またまた試合まで引き伸ばしてVTR流すなど、TBSのドヘタな番組構成に辟易しただけでした。
紅白に話を戻すと、SEAMOを見逃したのは残念だった。
BONNIE PINKはイントロが「LOVE IS BUBBLE」というアレンジ。いつものバック・バンド・メンバー、アイゴン、高桑などがしらっと演奏してたのがウケタ。
DJ OZMAのステージは、相変わらず面白かった。最後に北島三郎が出てきたオチも抜群。
でも、やっぱりというか、
31日夜に放送されたNHK紅白歌合戦で、白組のDJ OZMAの後ろで踊っていた女性ダンサーが着ていた衣装を巡って視聴者から抗議が相次ぎ、アナウンサーが番組中に謝罪した。衣装は、女性の裸がデザインされたボディースーツだったが、視聴者からは「裸ではないか」「子供も見ているのに、ふさわしくない」など、番組終了までに250件を超える抗議がNHKに寄せられた。そのため総合司会の三宅民夫アナが「視聴者のみなさんに誤解を与える結果になり、申し訳ありません」と謝罪した。
ってことらしい。
「子供も見ているのにふさわしくない」っていうような番組なんて、普段からそこらじゅうにあるのに、こういうことで抗議が寄せられるっていうのは、やっぱり紅白は注目度が高い証拠ってことですかね。視聴率下がっているとはいっても。
というか、DJ OZMAを出場させる時点で、ある程度予測出来ると思うけどな。
再放送する時は、「ダンサーの衣装は裸がデザインされたものです」とか字幕が入るんだろうかね。
考えてみると、ちゃんと最初から最後まで見たのは、これらにアンジェラ・アキくらいか。
何が何でもTV見なくちゃっていう感じでもなくなってきてるので。
そんなことより、イラクのフセインが絞首刑だよ、とかあったしね。
そんなダラダラな時間を過ごしつつ年を越した自分の、超偏見的な2006年のベスト・アルバムとライヴを。
≪2006 BEST ALBUM≫
1位 NATE JAMES / SET THE TONE
2位 JEFF HENDRICK / SOUL CELEBRATION
3位 MONICA / THE MAKINGS OF ME
4位 AMP FIDDLER / AFRO STRUT
5位 SOULHEAD / NAKED
非常にシンプルなメッセージをキャッチーなソウルで表現したネイト・ジェームスのデビュー作が1位。
2位のジェフ・ヘンドリックは輸入盤なのだが、かなりの高品質ソウル。
露出の激しいジャケットにも驚いたモニカは、ラップも披露しているという意欲作。これら3作は、どれも1位にしてもおかしくない出来だった。
これら以外にも、ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズ『ゲット・ユースト・トゥ・イット』、コーニャ・ドス『ラヴ・レイン・ダウン』、ドネル・ジョーンズ『ジャーニー・オブ・ア・ジェミニ』、ヴァン・ハント『オン・ザ・ジャングル・フロア』など好作が揃ったR&B/ソウル・シーンであったと思う。
ラトーヤ『ラトーヤ』とビヨンセ『B'DAY』のデスチャ対決は、ラトーヤだと思うが、世間はビヨンセみたいだ。
それとベスト盤が多く出た年でもあった。
BONNIE PINK、m-flo、メアリー・J・ブライジ、ジャミロクワイ、ジョージ・マイケル、インコグニート、Heartsdales、SOUL'd OUT…などを購入してました。
≪2006 BEST LIVE≫
1位 LEELA JAMES@O-EAST
2位 SOULHEAD@LIQUIDROOM
3位 AI@C.C.LEMON HALL
4位 SOUL'd OUT@横浜BLITZ
5位 RAUL MIDON@AX
5位 久保田利伸@代々木第一
2006年は36本以上ライヴに行ったので、月平均3回ということになりますか。
今年はもうちょっと行きたいですが…金が持つかな。(汗;)
1位のリーラ・ジェイムスは、それほど観客は集まってなかったけども、圧巻という言葉がピッタリのグルーヴィなステージだった。ジェームス・ブラウンばりのセット・リストをその場で決めるというスタイルもそうだが、フロアで踊っているいきのいい観客を30人ほどステージに上げて一緒に踊ってしまうパフォーマンスもビックリ。CDの色合いとは全く異なった、躍動感みなぎるライヴだった。もちろんCDも素晴らしいソウルなのだが、なぜ売れないのかが解からない。
2位以下はもう単にとりあえず並べただけで、甲乙つけがたいものばかり。
SOULHEADはAXも観に行ったが、やっぱりDJスタイルの箱モノでのライヴがより一体感があったので。
AIは武道館もよかったが、当日の日記でも述べているように、話がやや冗長だったため、それよりもコンパクトだったC.C.LEMON HALLのステージをセレクト。とはいっても、武道館も素晴らしいアクトだったことにはマチガイナイ。
ラウル・ミドンは2F指定席で観たのだが、単に目が見えない=スティーヴィー・ワンダーのよう、というだけでなく、ギターだけでギター、パーカッション、ベースのような役割を、さらにマウス・ペットも駆使したりと、音楽家としてのスキルもずば抜けていた。
これ以外では、マドンナやマライア・キャリーなどの大物外タレに参戦。マドンナのエンターテインメント・ショーにはさすがと思ったが、やっぱりドームだとなぁ、という感じが。マライアはさいたまスーパーアリーナという場所でウィークデーに開催というのがネックとなり、集客力がイマイチだったのが残念。
クレイグ・デヴィッドの女子占有率やBONNIE PINKの初ライヴ率の高さ、予想以上にビッグ・サイズだったKIKIなどにもビックリしたな。
また今年もいいライヴを体験できると何よりだ。