明_豊 200 010 021 002 8
常葉橘 004 200 000 000 6
延長12回、明豊が一死満塁から遊ゴロの間に2点を勝ち越して粘りの逆転勝ち。
常葉橘は中盤以降連打が出ず、力投の庄司を援護出来ず。
■ 第2試合 中京大中京(愛知) 15 - 5 長野日大(長野)
長野日大_ 002 120 000 5
中京大中京 500 004 42X 15
長野日大は中盤で同点に追いつくも、強打の中京大中京打線の前に屈する。
中京大中京は16安打の大勝。
■第3試合 花巻東(岩手) 4 - 1 東北(宮城)
東_北 000 001 000 1
花巻東 001 110 01X 4
注目の好投手、菊池雄を擁する花巻東が東北対決を制した。
3回は敵失から、中盤は機動力を絡めて、8回にダメ押しと効果的な攻撃。菊池雄は6安打9奪三振で1失点完投。
■ 第4試合 智弁和歌山(和歌山) 1 - 4 都城商(宮崎)
都_城_商 300 100 000 4
智弁和歌山 100 000 000 1
都城商は初回の連打で3点を奪ったことが大きかった。新西も5安打完投勝ち。
智弁和歌山・高嶋仁監督の甲子園通算勝利新記録ならず。
◇◇◇
これでベスト8が出揃った。
第91回全国高校野球選手権大会の準々決勝組み合わせ抽選が20日行われ、4試合の対戦カードが決まった。
≪第12日≫8/21
明豊(大分)×花巻東(岩手)
日本文理(新潟)×立正大淞南(島根)
≪第13日≫8/22
帝京(東東京)×県岐阜商(岐阜)
都城商(宮崎)×中京大中京(愛知)
東北1、関東・東京1、東海2、北信越1、中国1、九州2といった分布。
関東・東京といっても実質関東は0、そして近畿と四国が0だ。
九州は近年もっとも強い地域といえるかもしれない。
センバツ準優勝の花巻東。菊池のワンマン・チームではないことはわかるが、酷暑のなかで疲労と戦いながらどれだけのピッチングが出来るか。やはり短期間決戦では打力上位のチームが有利になる傾向にある。ここまで被本塁打も3本と、圧倒的という印象はそれほどない。打力が強力な明豊が総合力ではやや上か。
日本文理は寒川と日本航空石川、立正大淞南は華陵と東農大二と、やや対戦相手に恵まれてきた感がある両チーム。優勝となると厳しいかもしれないが、どちらかが4強に入ることは間違いない。これまでの戦いぶりから、打力の高さを誇る日本文理やや優勢か。
敦賀気比、九州国際大付と手強い相手に粘り勝ちしてきた帝京と、PL学園を破ってきた県岐阜商。平原や1年生の伊藤など豊富な投手陣とミスの少ない守りが自慢の帝京に機動力を駆使した攻めの県岐阜商がどう立ち向かうか。総合力では帝京だが、県岐阜商が序盤で3、4点リードをするようだと、帝京は県岐阜商の好投手・山田に抑えられる展開も。
明豊と花巻東に次いで屈指の好カードといえる。都城商の新西、藤本の二枚看板に中京大中京打線がどう挑むか。強豪校相手に失点が少ない都城商と、これまた強豪校相手に打ち勝ってきた中京大中京。3、4点以内の投手戦なら都城商、5点以上の打ち合いなら中京大中京が有利か。
とりあえず、東京贔屓の自分は、帝京に一票。
レフトを守るガーナ人を父に日本人を母に持つ有賀ナビル君に注目したいと思います。