プリンスラビッツ! (ドン、ドドン、ドドン)
プリンスラビッツ! (ドン、ドドン、ドドン)
仕事がヒマでヒマで仕方ないって訳では全くないのですが、
仕事大好き人間でない自分は、早く会社から脱走(爆)するために、
仕事をおっぱっぴー、いやおっぽり投げて、
急遽、突然、イキナリズム、
東伏見へアイスホッケーアジアリーグを観戦しに行きました。
◇◇◇
本日の対戦カードは、SEIBUプリンスラビッツ×アニャンハルラ。アニャンハルラは韓国・安養を本拠地とする、アジアリーグのなかでも成長著しいチームで、カンウォンランドのGK、ソン・ホソンや、DF、FWそれぞれ2名ずつチェコ籍の選手を獲得し戦力の充実を図っている。
プリンスラビッツは昨年はハルラと4戦して4勝の対戦成績だが、開幕前にハルラの本拠地・安養で開催された「アニャンカップ」では、決勝で1-4と敗れていて、試合の流れによってどちらにも勝機が訪れる、油断が出来ない相手だ。
1、2ピリは決定機のそれほどなく、両者とも試合の流れを引き寄せられずにストレスがたまったまま、不完全燃焼の0-0で終了。このまま膠着状態が続いて、延長引き分けか、というような雰囲気も立ち込め始めた3P直前だったが、
試合の流れは意外なプレーで変化した。
3P開始直後に、ユール・クリスが放ったフェンスへぶつけるショット(壁を使ってのパス)が、強くはね返ってそのままゴールへ入ってしまったのだ。通常、壁へぶつけてショットすると、パックはそのままフェンスを伝って相手ゴールの裏へともぐりこむように飛んでいくことが多いので、ゴールキーパーはそれを予測してパックが来るであろうゴール裏へとポジションを移す。このときも、キーパーはそう予測してゴール裏へと動いて反転したのだが、その瞬間、壁から直接はね返ったパックがゴールへと吸い込まれたのだ。キーパーは相手に背中を向ける形になっていて、何が何だかわからないまま失点をしてしまったということになる。
この1点が試合を大きく変えた。それまで好セーブを連発していたハルラのキーパーだったが、プリンスラビッツが攻勢を継続出来るようになると、その牙城も崩れた。特に3P10分過ぎからの約3分の間に立て続けにプリンスラビッツが3得点し、一気に試合を決定した。
2Pまでは、見どころの特に見当たらない低調な流れだったが、3Pの劇的なゴールのおかげで、面白い試合となって試合終了となった。一瞬のきっかけで流れが変わる恐さとゲーム展開の変化が生まれるアイスホッケーは、やはり面白いなぁなどと思いながら、今回も清々しい気分で帰途に着いたのだった。
今日は悪友・川口選手にはゴールがなかったが、ゴール枠を直撃する非常に惜しいショットがあった。
ただ、それ以上に、応援席に大挙オジサンスーツ川口応援軍団が陣取っていて、川口選手はDFの選手なのに、出てくるやいなやFW同様シュート打ちにあがれーといわんばかりの応援をしていたのが、ウケた。自作の旗を振り回していた団長(?)は、いい感じになっていた模様で、タイミングなどまったく関係なく声援を送っている姿をみると、町おこし球団の選手を応援する村役場職員団体みたいな昭和の雰囲気が漂っていて、それはそれで面白かったな。
平日でそれほど観客もいないのかなと思ったら、それなりに入っていて(7、800人くらい?)、ゴールした時に掲げられるラビッツのキャラクターが描かれたブルーのカードも、そこそこ揺れていた。
あと、露出度の高いチアリーダーズがいるんですが、毎回見る度に、こっちはいつもより1枚多く着込んだりして観戦しているのに、見た目明らかに寒そうな(寒そうなというより寒い)格好で、よく頑張っているなぁと。氷上やスタンドで踊っている時はまだ動いているからいいんだろうけど。
その姿を見て、「うお、すげー露出だぜ!たまんねぇなぁ」「おっ、あのコ、スゲーかわいいじゃん!」って反応するより、「寒そうで大丈夫なのかのぅ」なんて心配が頭に浮かぶってのは、かなり自分が老化したってことですかね。ジジくさいというより、ジジイですな。
あと、そうそう、試合前に、来季の西武ライオンズ監督に就任する“なべキュー”こと渡辺久信が、記念フェイス・オフをしにやってきましたよ。すぐ前を通っていきました。なべQ久しぶりにみたなぁ。
◇◇◇
西武プリンスラビッツ 4(0-0、0-0、4-0)0 アニャンハルラ
【得点】
(西): ユール・クリス (A:ジョエル・パーピック、宮内)(40:13)
(西): 今 (A:宮内、河村)(50:42)
(西): 小原 (A:石岡、神野)(52:02)
(西): 藤田 (A:ユール・クリス、ジョエル・パーピック)(53:52)
これで、勝ち点22でプリンスラビッツが首位をキープ。
2位は勝ち点16でクレインズ、3位は勝ち点14で王子だ。
ハルラはひとつ順位を下げて、勝ち点12で5位。
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