6月7日、ナビスコカップ予選リーグ第6節を終えた段階での、Bグループの順位は以下の通り。
≪Bグループ≫
1位 清水 勝ち点12(5試合/得点8/失点4/得失差+4)
2位 東京 勝ち点10(5試合/得点7/失点5/得失差+2)
3位 柏_ 勝ち点08(5試合/得点9/失点5/得失差+4)
4位 千葉 勝ち点08(6試合/得点6/失点6/得失差+0)
5位 山形 勝ち点07(5試合/得点6/失点6/得失差+0)
6位 神戸 勝ち点04(5試合/得点3/失点7/得失差-4)
7位 京都 勝ち点01(5試合/得点3/失点9/得失差-6)
第7節の対戦は次の通り。
東京×清水
京都×柏
神戸×山形
※ 千葉はすでに6試合消化のため試合なし
今日、清水が神戸を破って勝ち点12とし、次節敗れたとしても勝ち点12以上に到達する可能性があるのが東京しかないため、2位以上が確定し、ナビスコカップ決勝トーナメント進出が決定した。
6試合消化の千葉と、勝ち点3を積み重ねても現在2位の東京の勝ち点10に及ばない京都、神戸は予選敗退が確定。Bグループの残り1枠を東京、柏、山形の3チームで争うことに。
すでに勝ち点10を獲得し一見有利に思える東京だが、第7節は予選突破を決めた清水が相手。これがちょっと厄介だ。個人的には最近、清水にはどうも相性が良くないイメージがあるのだが、やはり昨年のナビスコでは同じBグループに入り、1-1、1-3と勝ちがなかったし、リーグ戦でも1-5、0-1と連敗している。引き分けで勝ち点1ずつを分け合えれば予選突破となると前向きに考えればいいのか、それとも勝ち点3をガムシャラに目指すのか。勝ちにこだわるあまりリスクを背負って敗戦となると、他会場の結果によっては予選突破も危うい。東京の勝ち点を越える可能性があるのは柏だけだが、その柏はグループ最下位でいわば消化試合となっている京都が相手。ここは柏が勝利するという前提で、東京には試合に臨んでもらいたいところだ。
となると、失点を防ぐということを第一に掲げなければならないか。ただ、前節の山形戦でのブルーノ、平松のCBコンビはいただけない。今季ある程度形をつくってきた今野とブルーノというラインが組めなければ、平松ではなく佐原、茂庭あたりを起用すべきか。あるいは藤山や浅利などを駒としてベンチに入れておくことも必要なのかもしれない。
一方、攻撃ではカボレが復調の兆しを見せるも、怪我の箇所の回復具合によるし、くさび役としてアシストをした平山が累積による出場停止となる。得点から遠ざかっているFW陣、赤嶺、近藤には奮起を期待したいところ。石川が絶好調なだけに、そこを巧く使って相手をかく乱したいところだ。
結果は、6月13日の土曜に決まる。
