二幕目 グリーンづくしなパリの場面 おしゃれなBarじゃなくて 貧しい絵描きさんたちが集うカフェかな
カフェでもお酒あったりするから
もう一杯飲ませてな 哀れな表情が お似合いなJulie
絵描きさんのグリーんのベレーと長い髪 観る方向や距離によって いろんな色に見えて
照明の当たり方が 観る方向によって全然違うからかな
悩みをうちあけられない絵描きさん 爪を噛む仕草が可愛い
それなのに おじさんの飲みかけのアブサンを一気に飲み干して
テーブルに伏せるときの仕草も ときどき違って 最終公演は普通で
絵描きさんが 歌いながら 胸のうちを語っているとき
おじさんがグリーンのテーブルを傾けて グリーンのグラスがすべり台のようにすーっとおじさんの手に
そんなとき 哀れな絵描きさん 両足で ひざまずいて歌って
いつも片足だけひざまずいてだったけれど
前日の夜は テーブルをすべるグリーンのグラスに見とれて 観ていなかった?
アブサンあおって歌うとき 初日とは だいぶ変わって
片膝ついて まっすぐな方向で歌ったり 上手側方向みて歌ったり
両ひざついて 手首を鎖につながれたような仕草
なんだか どっかで そんなポーズ観たっけ
大昔に 新宿のジャズ喫茶ACBで 真っ赤な照明の中 そんなポーズして歌っていた
♪傷だらけのアイドル♪思いだしたり
格子越しに見上げる空とか そんな歌詞だったかな
ゆうじさんや 絵描きさんを演じながらも いろんなときのJulieが 散りばめられているみたい
あれやこれやの ちょっとした仕草で
ぼ~ってしたり
頭をゆらゆらさせたりして でんすけ?なんて 繋げちゃう性質なので
あらまぁ Julieのあれやこれやのポーズの歴史だわなんて