jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

最終予選最大のポイント

2005年03月17日 | サッカー
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     【【 作戦発動 】】

 発:kawakero司令
 宛:食う軍各隊員
  
 場所:イラン/テヘラン・アザディスタジアム
 目標:イラン
 時間:2005/03/25 22:35(日本時間)
 作戦名:アン・ハッピーニューイヤー!
 地上波:テレビ朝日系列/衛星:NHK BS1
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解説
・松木安太郎 堀池巧 香取真悟/テレビ朝日
・未発表/NHK BS1

kawakero指令よりイラン戦の作戦が発動された。

この最終予選、
何故か知らないけれどマスコミ的には北朝鮮に注目しているようだが
本当のファンは知っている。
最大の敵がどこであるのかを。
そして25日の試合の意味を。

ここで勝つか引き分けるかで
ドイツへの道は大きく分かれる事になる。
実質上、日本、イラン、バーレーンの3国で2つの椅子を争うわけで
中でもイランは最大のライバルであり
今後の戦いをする上でもここで叩いておくか引き分けるかで
有利に進められるかヒヤヒヤもので戦うかが決まると言っても過言ではない。

そんなわけで
我が食う軍も気合を入れ直し
最終予選最大の戦いに望まねばならない。

で…
何食べるんだっけ?(笑)

久しぶりに二人でお風呂

2005年03月17日 | 家族
珍しく早めに帰宅した昨日。
まだ動いてる娘たちに会える!(笑)

「ただいま」と玄関を開けるも
誰からも返事がない。

のそのそと居間まで行くと
チーちゃんがニパちゃんになにやら熱心に教えている。
ニパちゃんの手元を見ると
先日のウイングスタジアムでもらったヴィッセルの旗。
ニパちゃんは嬉しそうに
自分の身長ほどもありそうな旗を振り回していた(笑)

チーちゃんは今かなりサッカーに興味を持っていて
その距離感を測っている感じ。
基本は見に行った試合だったり
好きな選手(カズが好きみたい!)
自分の経験だったりするのだけれど
ルールやセオリーみたいなものも理解しようとしている。
ホンモノのサッカーフリークになる初めの一歩だ(笑)

嫁さんとニパちゃんが先に風呂に入り
入れ替わりで僕とチーちゃんが風呂に入る。
このお風呂タイムは二人だけの貴重なお話の時間。
といっても一方的にチーちゃんがしゃべるんだけどね(爆)

で、僕が先に風呂に入って髪と体を洗って
湯船に入ってからチーちゃんを呼ぶ。
我が家の狭い風呂ではこうしないと二人で洗い場は無理なので(苦笑)

ガリガリで鶏がらみたいなチーちゃんに
「もっとちゃんと食べて太りなさい」と言う
「今日はちゃんとご飯全部食べたで!」
「今日はじゃないやろ。毎日ちゃんと食べなさい」
「ハイハイ」
「ハイは1回!」
「ハ~イ」
「ハ~イじゃないでしょ?」
「ハイ」
これだけで疲れる(笑)

チーちゃんは髪の毛にお湯をザバザバとかけながら
「あのな、今日なたいく(体育)でサッカーやってん」
「うんうん、ポジションは?」
「えーっとな、自分のゴールの前で守る役」

僕は下半身だけお湯に入って水を足しながら風呂を沸かしている。
チーちゃんは休む事無く頭にお湯をかけ続ける。
「そっか、ディフェンスやったんや」
「うん、でな…」
「お話はいいからそろそろシャンプーしたら?」
「あ、そっか」
うーん…(苦笑)

「でな、ゴール前になすごい速いボールが飛んできてんな」
「うんうん」
チーちゃんは長い髪を器用にまとめてシャンプーしながら続ける
「で、思いっきり外に蹴ってん」
「ほう」
「だってな、前に蹴ったら敵に取られるかもしれんやん?」
「うんうん」
「そんでゴールされるよりは外に出した方がいいと思ったから」
セーフティファーストだね。
「この前の試合で見てそうすればいいんやってわかってん!」
「そっかそっか」
満面の笑みで頷く僕。
応援だけじゃなくちゃんとゲームも見ていたんだなぁ
なんだかすごく嬉しいぞ。

水の流量が多すぎてぬるくなりはじめたので蛇口を閉める。
「それからな!」
ちょっとチーちゃんの口調が強くなった。
「ん?」
沸かしたお湯の出口をかき混ぜながら聞く。
「ワタシもなゴールしようと思って前の方に行った時に…」
「うんうん」
「あ、ちょっと待って」
そう言ってチーちゃんはまたもやザバザバと頭にお湯をかぶり
シャンプーを洗い流す。
「でな、こうコートがあるやんか」
壁面に指で長方形を書き図解を始める。
「で、ゴールはネットとか枠なくて線描いただけやってんな」
「うんうん」
濡れた髪そのままで熱心に解説するチーちゃん(笑)
「ちょうどなワタシの前にボールが来たからシュートしてんやんかぁ」
「うんうん」
「ちょっと遠かったけどな転がっていって、ちゃんとゴールに入ってんな」
「ほぅほぅ、スゴイやん」
「で、斜めからやったから転がって右に行くやんかぁ」
「うんうん」
「そんでな、そんでな、先生が審判やってんけどな」
なにやらテンションが上がってきてる(爆)
「ゴールじゃありませんって言うねんで!」
「先生見えにくかったんかもなぁ」
「でもな、でもな、普通やったらな」
「うん」
「ちゃんとネットあるからな、絶対ゴールやってわかるやんかぁ」
「うんうん」
「それやのにな、入ってませんって言うんやで!めっちゃムカツク!」
「あ。」
「あ、ごめん。めっちゃ腹立つわ」
我が家では「ムカツク」はNGワードに指定している。
最近みんなやたらとちょっとしたことで頻繁に使うこの言葉が嫌いだから(笑)

チーちゃんは興奮気味にようやく髪の毛をまとめてゴムで止めた。
「パパどう思う?」
「うん…それよりリンスはせんでええの?」
「あ!忘れてた(爆)」
うーん、うーん…(苦笑)

リンスのためにまたザバザバとお湯をくみ出したので水を足す。
「でもな、先生も見えへんかったんかもしれんし」
「うん」
「それにな、先生が審判やねんから先生が入ってないって言うたらそれは入ってないねん」
「なんで?」
「それがルールやから」
「うん、でもな…」
「ハイ、次カラダ洗って」
自主性に任せていられないのでこちらから指示を出す(笑)
「でも何?」
「あれは絶対入ってたで」
「うんうん、入ってたと思う。でもな審判が言った事は絶対やねん。その判定が間違っててもな」
「う…ん」
「それがルールでそのルールがあって始めて成り立つのがスポーツやねん」

チーちゃんはイマイチ納得していないようだが
シャカシャカとカラダを洗い終えてまたザバザバとお湯をかぶる。

僕はずっと半身浴をしていたせいか体中ぽかぽかだった。
「ホンマにホンマに入っててんで」
「うんうん、それはわかるよ。」
チーちゃんのザバザバ攻撃で湯船のお湯はかなり少なくなっていた。
僕は上半身もお湯に沈めながら続ける。
「でもな、やっぱ審判が絶対やねんな。それが間違ってても」
チーちゃんが湯船に入ってくるので
僕は体育座りのままちょっと奥に寄る
「スポーツはルールがあって初めてスポーツになるねん」
「うん」
「ルールなかったらただの喧嘩になるし、面白くないと思わん?」
「うん、思う」

並んで肩まで浸かりながらサッカー談義。
「例えばな、この間も選手同士ぶつかったりして転んでファールになったりしたやんか」
「うんうん、担架で運ばれたりしとった」
「倒れたらピーって審判が笛吹いたやろ?」
「うん」
「でもなその時にな『わざとじゃないからええねん』って思って勝手にプレー続けたらどうなる?」
「喧嘩になる」
「うん、みんながそんなんしたら試合にならんやんな?」
「うんうん」
「だからそうならないようにルールがあって審判がちゃんと守ってるか見てるねん」
「うん」
「審判がおらんかったらサッカーできひんねんな」
「うん」

チーちゃんもカラダが暖まり顔が赤みを帯びてきた。
「で、ちゃんとサッカーの試合をするために審判の言う事は絶対に聞かなあかんねん」
「うん」
「これは聞くけどこっちは聞かんていうのはできひんねん。わかる?」
「うん、わかる」
「例えば、先生じゃなくて誰かお友達が審判やったとしても絶対言うこと聞かなあかんねん」
「うん」
「その判定が間違っててもな」
「うん、でもな…」
まだ納得がいってない様子(笑)
「ん?」
「パパだってテレビ見てる時、審判に文句言ってるで」

うげ!

「ふぅ~、パパずっと入ってたからのぼせるわぁ」
「先に出てええよ」
「う、うん…んじゃ先にあがるわ」
「いいよ~」

慌てて立ち上がったせいか
ちょっとふらつく足元で脱衣所に避難した(笑)

カラダを拭いていると風呂場からエコーきかせてチーちゃんが言った。
「ワタシも文句言うだけやったらええやんな」

軽くめまいがしたのは
長く湯に浸かりすぎたからに違いない(笑)