jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

カルクヤバイ?

2005年10月28日 | テレビ
あのCMを見て嫁さんが憤慨していた。
「あれでヤバかったらワタシはどうなんのよっ!」
「絶対あのCMは反感買ってると思うわ」
やべぇ、かなりマジで怒ってる(爆)

僕も大嫌いなCMなので大いに賛同する。
テレビ見ててこんなに意見が合うのも珍しい。

大体、痩せているのはそんなに美しいか?
どうしてマスコミは
こぞって「痩身=美」という間違った認識を植え付けたがるのか?

そもそも対象物を美しいと思うか否かは個人の感覚によるもので
痩せてるのが好きな人もいれば
ふくよかさに魅力を感じる人だっている。
それをまるで
「痩せている事こそ正しく美しいのだ」と言わんばかりに
垂れ流されると虫唾が走る。

痩せている人でも太っている人でも
美しく正しい人は沢山いるのに。

嫁さんと二人憤慨しながらコーヒーを飲む。
嫁さんはカステラをつまみ
僕はポテチに手を伸ばしながら…

「あ、そうそう!」
と言って嫁さんが何かを持ってきた。

まだチーちゃんが小さかった頃の写真だった。
「二階掃除してて見つけたんだけど…」
と言いながらページをめくる。

そこにはニパちゃんと同じ顔をした
2歳のチーちゃんが写っていて
僕の記憶の中では
チーちゃんとニパちゃんは違うタイプだと思っていたので
軽くショックをうけつつも
人間の記憶力なんてあいまいなもんだなぁと思った。

当然のことながら
そこには8年前の僕ら夫婦の姿もあるわけで…

嫁さんはカステラを箱に戻し
僕はポテチの袋の口を輪ゴムで止めた。

お互いにわき腹をつまんでこう言った。
「カナリヤバイ?」

さぁ!シーズン到来です!

2005年10月24日 | 家族
ここ何日か朝晩の冷え込みがきつくなって
朝、曇った車のフロントガラスに秋が深まっている事を実感します。

先日、
「そろそろ熱燗の季節だねぇ」なんて
友人と話をしていたものだから
もうすっかり喉が熱燗モードになっていたところに

土曜日、
深夜当番中に友人から「今夜は鍋だよ~」なんて
メールを貰ったりしたものだから
もうすっかり舌は鍋と熱燗に支配されてしまっていた。

午前中
嫁さんとニパちゃんは義母と買い物に出かけ
一人の時間ができてしまった。
そこでPCのHDDの整理とバックアップを取ることに。
もうこれでいつぶっ壊れても大丈夫だ(爆)

昼過ぎ
嫁さんとニパちゃんが帰ってきて
お好み焼きで昼食をとって
久しぶりにニパちゃんと遊んだ(笑)

お昼寝タイム
嫁さんとニパちゃんが一緒に寝てしまった。
またもやポッカリ時間が空いてしまった。
チーちゃんが子供会のみかん狩りが終わったら
駅まで迎えに行かねばならないので寝るわけにも行かず
引き続きPCのデータを整理したり
DVDを見たり(そっち方面じゃないのね 笑)

予想外に一人の時間を貰ってしまうと
案外することが思いつかない。

夕方
そうこうしている間にチーちゃんから電話があり
最寄り駅まで車を走らせる。
顔を真っ赤にして帰ってきたチーちゃんは
楽しそうにみかん狩りの出来事を話してくれる。
参加費出せば親も参加できる行事だったので
一緒に行けば良かったかなぁと思った(笑)

帰宅してチーちゃんとオセロをする。
僕が圧勝してしまうので機嫌が悪くなった頃
4時間も昼寝していた嫁さんとニパちゃんが起きてきた。

「晩御飯何にしよう?」まだ眠そうな顔の嫁さんに
「作るのめんどくさいやろ?鍋にしよか」と提案
「うん、材料もあるもんでできそうやし」と笑顔になる嫁さん
「やったー!鍋や!」と喜ぶチーちゃん
「びー!びー!(エビ!エビ!)」とエビ好きのニパちゃん(爆)

足りない材料の買出しを引き受けスーパーに行く。
まんまと鴨鍋用のスープと鶏肉とハゲ、鍋物用の団子と日本酒を購入(笑)

土鍋に鴨鍋用のスープを張り
鶏肉、エビ、白菜、ネギ、人参、きのこ類、鶏団子と海老団子に冷凍のうどんを入れ
蓋をしてひと煮立ちしたら食卓に移動。
カセットコンロに乗せて鍋の始まり始まり。

その間にチンしたお酒もいい具合の人肌よりちょっと熱め。
スープのだしをしっかり吸ったうどんがやたらと美味い。
白菜とネギもいい感じにクタクタになって
湯気でメガネを曇らせながらハフハフと口に運ぶ。

口中に鴨のだしの風味と野菜の甘みと歯ごたえが広がったところに
ぐい呑みの熱燗をきゅっとひっかける。

次は鶏肉その次は団子と
味覚神経の休まる間もなく次々と鍋をつつき酒を飲む。

チーちゃんは「美味い美味い」とうどんをすすり
ニパちゃんは「びー!びー!」とエビを要求し
嫁さんは2本目の熱燗をチンしに行く。
あぁ、幸福とはこういう事を言うのだなと
少しぬるくなった酒とともに五臓六腑に実感させる。

一度鍋を空にして少なくなったスープにお湯を足し
第二弾の具財を入れる。
その間に今度はポン酢の準備。
味は薄くなったがいいだしの出ている鍋。
おなじみ旭ポン酢にもみじおろしと刻みネギ。

ここでようやくハゲを入れる。
これがまたもみじおろしとポン酢に良く合い絶品!
またまた酒が進む。

2本目の御銚子が終わる頃には鍋も終盤にさしかかり
最後は残ったスープでお茶漬け。
ご飯に海苔とわさびを乗せてスープをかける。
だしの効いたいい香りとわさびと海苔の香りが鼻腔を刺激して
満腹だったはずの胃袋に空間を作り出す。

サラサラ、ツーンとかき込むと
「あぁ、もうどうにでもして!」という気分。

こうして今シーズン初の熱燗となったのでした。
ほら、今夜辺りきゅっと一杯飲りたくなったでしょ?(笑)

ジョゼとメガネとビデオテープ

2005年10月17日 | 生活
日曜日だというのに
珍しく嫁さんが朝食を作ってくれた。

形のいい目玉焼きとウインナーが2本に
トマトとキュウリが添えてある。
トーストとコーヒーが絶妙のタイミングで上がってくる。
「やっぱ違うなぁ。」と朝から敗北感(笑)

妹夫婦の新築祝を買いにミナミへ出ようかと思ったけれど
電車代その他を考えて堺の高島屋に(笑)

まずは腹ごしらえ。
バイキングのイタリアン。
これがバイキングとは思えないほど美味しい!
高級な食材を使っているわけではないけれど
パスタもリゾットも煮込み料理もサラダも
ちゃんとイタリアンしてる!(当たり前だが 笑)
中でも鶏のトマト煮込みがお気に入り♪
デザートも充実していて
女性陣(といっても僕以外みんなだけど 笑)も大満足。

妹からの
「和室に似合う掛け時計」
という注文の品を探し出して送ってもらう手配をした。
先日お世話になった尾道の友人に
お礼の意味を込めてすき焼き肉を送った。
皿一杯のシャコに比べたら安いもんだ(爆)

用件が終わって買い物に付き合ってくれた娘2人にごほうびを。
すぐそばにある大型児童館「ビックバン」に向かう。
http://www.bigbang-osaka.or.jp/index2.html

大人1000円の入場料は痛いが(苦笑)
チーちゃんは大喜びで遊ぶ遊ぶ。
ニパちゃんは初めてのこともあり恐る恐る(笑)
二人とも存分に楽しんでくれたようで何より。

夕飯用にお弁当とか惣菜を買い込んで駐車場を出た。

途中お祭りなどで道路は渋滞。
後席の娘達は爆睡中。

家に帰る前にメガネ屋さんに寄ってメガネを受け取る。
そのまま車に戻ってすっかり暗くなった街を運転してみる。
「なんてこったい」
こんなに楽に運転できるんだ!
もっと早くメガネにするべきだったよ…(笑)

夜は借りてきていたDVDを見る。
「ジョゼと虎と魚たち」
妻夫木くんはいつもながら自然体のいい演技をしているが
池脇千鶴がまたイイ。
このジョゼというキャラクターは難しい役だと思うけど
すごくハマっている!
くるりの音楽もいい感じやし♪

しかし
「メゾン・ド・ヒミコ」の時も思ったけれど
この犬童一心監督の描くキスシーンはエロい(爆)
その後のラブシーンの何倍もエロい。
リアルっちゃーリアルなんだけど
ナマナマしいというか…
見てて照れる(爆)

ラストシーンのほほえましさを引き摺ったまま見るには
落差が大きすぎた。

「NNNドキュメント'05」
「解かれた封印  雲仙 大火砕流・378秒の遺言」
1991年6月3日、43人もの犠牲者を出した雲仙普賢岳の大火砕流。その中には、日本テレビの撮影クルー3人も含まれていた。あれから14年。今年6月、被災した彼らのカメラが発見された。その中に遺されていた最後のテープ。それは多くの報道陣が犠牲になった「定点」と呼ばれた場所で撮影されたものだった。史上稀に見る報道陣の被災はいったいなぜ起こったのか。そして彼らの死の教訓とは一体何だったのか。遺されたテープを通して考える。
(NTVホームページより)

画面の半分近くを覆うノイズが映像のリアルさを強調する。

その時「定点」にいた者、いなかった者
報道陣と地元のタクシー運転手や警察、消防団の人々。

こういう形で公表し放送した事は評価できる。
しかしもっと深く突っ込んで考えても良かったのではないか?
もっと自省する姿勢があっても良かったのではないか?
そうまでしなければならない報道とは何なのか?

あまりにも生々しいそのノイズだらけの映像に映っていたのは
その場にいた人の最期の姿だった。
引く勇気。
引かせる決断。
教訓にならない教訓。

おそらくこの番組を作った側も見た側も
さらに加熱するであろう報道合戦に麻痺していく。

胸を張って胸を借りよ

2005年10月12日 | サッカー
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        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:ウクライナ/オリンピック・スタジアム
   目標:ウクライナ
   時間:2005/10/12 22:00(日本時間)
   作戦名:Vodka Borscht mido
   地上波:テレビ朝日系列
   衛星波:-
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 地上波/解説:セルジオ越後 川添孝一 松木安太郎 /実況:角沢照治
 衛星波/-

はっきり言って格上相手の試合と思った方がいいだろう。
FIFAランキングでは日本16位ウクライナ39位だが
W杯欧州予選を最初に突破したチーム。

課題はディフェンスということになるだろう
シェフチェンコを日本の急造ディフェンス陣がどう止めるか…
正直に言うと2点は覚悟している(笑)
もちろん0点に抑えられれば言う事はないが
一瞬の判断の遅れ、連係のミスを見逃してくれるとは思えない。

で、
我が代表永遠のテーマである決定力。
サッカーなんて単純なゲームで
2点取られたら3点取ればいいんである(笑)

要は打ち合いに負けてずるずる下がったり
つまんない消極的な試合をするなという事。

日本が苦戦した試合というのは
全て消極的になってしまうのが原因なのだ。
ディフェンスだってただ受けて守るのではなく
積極的なディフェンスというのもあるはずなのだ。

とにかく90分強気で攻めて行け。


さて、食う軍的には
ボルシチとか水餃子なんてのが今回のターゲットになるようだ。
もちろんウォッカって手もある。
今回は時間的にも飲みながら見られそうだしね(笑)

悪酔いしないゲームを見せてくれ!

欧州遠征初戦!

2005年10月07日 | サッカー
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        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:ラトビア/スコント・スタジアム
   目標:ラトビア
   時間:2005/10/08 19:20(日本時間)
   作戦名:ガリガリ大作戦
   地上波:テレビ朝日系列
   衛星波:BS朝日(録画)
  -----------------------------------------

 地上波/解説:セルジオ越後 川添孝一/実況:角沢照治
 衛星波/同上

さて、我が代表の欧州遠征初戦の相手は
あのラトビアである。
「あの」という限りは何かあるのかとお思いでしょうが
実は何もないのである(笑)
何となく言ってみただけなのである。

欧州勢には滅法強い我が代表
勝ち負けはともかくとしていい試合が見れそうなのは間違いない。
(しかし、南米や中東勢とやるとどうしてあんなにダメなんだろ?)

欧州組のコンビネーションはどうか?
本気の遠征というよりテストの意味合いが強いような気がするが
FW、MFに関しては生き残りをかけた試合になるはずなので
ここで結果を見せ付けて欲しいものだ。

一方、食う軍的には苦戦しそう(笑)
いきなり駄洒落攻撃しかないってどうなのよ…

で、ヤフってみた(ググったんじゃなくてね 笑)

http://www.city.kobe.jp/cityoffice/57/kyushoku/ad_window/recipe/2001_sutoroga.html
ほ、ほう、ビーフストロガノフですか。
これってラトビア料理だったんだ。
神戸市教育委員会事務局指導第2課給食指導係が言うんだから間違いないでしょう(笑)

他には
ツーカス・ツェペティスという料理はローストポークらしいですし
ビールも美味しいらしいですねぇ~
ラトビア産のビールが日本で手に入るかは知りませんけど(笑)

ま、僕はスコント・スタジアムということで
スコーンとか食べてみようかと思ったりするんですが…
結局駄洒落かよ(爆)

事件は現場で起きていた!

2005年10月03日 | 生活
土曜日の夜の出来事。

夜中2時前
嫁さんに「食パン買ってきて!」と言われてコンビニに。
無事食パンを買った帰り道
サイレンを鳴らしものすごい勢いで走って行くパトカー2台とすれ違った。

「何があったんだ?」とパトカーが来た方向を見ると
一つ先の歩行者用信号の辺りに
赤いランプがいくつもペカペカ回っている。

最初は事故かと思ったが、
単なる事故にしてはパトランプの数が多い
何よりパトカー2台がサイレンを鳴らして走り去るなんて
ただの事故ではあるまい。

僕は家に向かって走り出した。
コンビニのビニール袋の中で食パンが暴れる。

玄関で嫁さんを呼び遭遇した状況を説明する。
迷うことなくサンダルに足を落とす嫁さん。
やっぱり見に行くのね(爆)

現場の国道へ行くには家の前の道を北上して印刷屋の角を曲がればいい。
何故か早足の二人。
深夜の住宅街に響く靴音とサンダルのペタペタ音
ビニール袋のシャカシャカ音は意外に大きな音だと気付く…
ん?
僕はまだ食パンを持ったままだった(爆)

ワゴンタイプの警察車両が一台
軽のパトカーが1台
交通整理の警官が数名
道路一杯に無数のガラス片が飛び散っている。
事故があったのは明らかだけれど
事故車両は既に撤去されているようだ。
ヤジウマは道路の反対側に数名。

結局何の事故なのかわからないまま
「ただの事故じゃないよねぇ」
と話しながら現場を離れようとすると
目の前の居酒屋の駐車場に
ハザード焚いてナナメに停まる不審なセダンが1台。

「何だ?こんな停め方して…」
おそるおそる脇を抜ける時に運転席を見ると
テレビで見るようなベストを着た恰幅のいいオジサンが2名。
「うわ!きっと刑事だよ!」
「うんうん、警察24時とかでやってるのと同じだ!」
と興奮気味なヤジウマ夫婦(笑)

何だかわからなかったが
ただの交通事故では無いのは確かだった。
そんな感想を言い合いながら国道を外れた。

「あ、オリオン座」
細く暗い路地の隙間に3つ星が見えた。
「夏の間は全く見えなかったのにね」
この時間になると多少は星も見えるんだ。
路地の途中で立ち止まってしばらく星を眺めた。
狭い星空だったけれど殺伐とした興奮を鎮めるには十分だった。


日曜日。
チーちゃんの運動会だった。
朝から見学に行ったのだが
学校に入るには保護者証か受付で名前を書かねば入れない。
また殺伐とした空気に包まれる。

午前の部を終えて一旦帰宅。
お昼のニュースを見ていたら一つの事件のニュースが流れた。
どこかで見覚えのある風景…
「あっ!コレだ!」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051002-00000104-yom-soci

ひええええ!
これって殺人事件じゃん!

犯人はたまたま事故現場に突っ込んだから
その場で警官に取り押さえられたらしいのだけれど
もしこれが普通にコケてたりしたら
その犯人は自宅の周辺に潜んでいたかもしれない…

こういうのはブラウン管の向こうで起こるものだと思っていたのだけれど
いつどこで自分の身に降りかかるかわからないのだ。
言い知れぬ恐怖に背筋を凍らせた日曜の昼。

午後からまた運動会に出かけた。
10月としては異例の暑さだった。