jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

カレーなる勝利を!

2006年10月11日 | サッカー
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        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:スタジアム/日本
   目標:インド
   時間:2006/10/11 21:10(日本時間)
   作戦名:インド人をびっくり
   地上波:フジテレビ
   衛星波:-
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 地上波/解説:風間八宏 清水秀彦 実況者:青島達也
 衛星波/-

ってことでインド戦。
こちらは先のガーナ戦とは違って結果が求められる試合。
まだまだ試行錯誤が続くオシムジャパンではありますが
きっちり危なげなく勝っておきたいところ。

「考えて走る」サッカーというのは時間がかかるのだろうが
どうも選手もファンもそれに振り回されすぎてやしないだろうか?
それこそがオシムマジックだと言ってしまえばそれまでなんだけど(笑)

先日のガーナ戦を見ていて思ったのだけれど
ペナルティエリア付近で無駄なパス交換が多くないかい?
積極的なディフェンスから相手ボールを奪い中盤から前線に
ここまでは考えて走ればいいと思うし
それはガーナ戦でもある程度できていたように思うのだけれど
ゴール前はもっとシンプルでいいんじゃないだろうか?

前が空けばミドルでも無理な体勢からでもシュート打つべきだし
細かいダイレクトのパス交換で抜け出せばチャンスだけど
確実に決められる決定力があるわけではないのだから
どんどんシンプルにあげて跳ね返されたボールを拾い
チャンスがあればどんどんシュートを打つ。

どうも考えすぎてるような印象を受ける。
決定力が無いなら数を打つ。
シンプルだけど今の日本に必要なのはそういうプレーのような気がする。

センス オブ ディフェンス

2006年10月11日 | 野球
明確な方針が選手個々の力を最大限に発揮させた。
中日ドラゴンズの優勝はそれに尽きる。

「投手を中心とした守りの野球」
「高校野球のような野球」
「1点を奪い取り勝つための野球」

シーズン中テレビのインタビューで落合監督はこんな事を語っていた。
「チームのために野球をするな。自分のために野球をやれと言っている。」
「選手の才能、役割を最大限発揮できるようにするのが監督の仕事」

ドラゴンズの各選手がチームプレーに徹していたのは
誰の指示でもなく、自らができる事をやったその結果なのだ。

正直タイガースの追い上げは驚異だったけれど
1度も「タイガース負けろ」と思った事はない。
それはこのチームが勝つ事を知っているチームであり
打線、投手に波はあっても堅実な守備と犠打、走塁にスランプは無いからだ。
一つ先の塁を狙うプレー、一つ先の塁を許さない守備
これが徹底している以上は大きな連敗は考えにくかったからだ。

1位、2位共に80勝以上という非常にハイレベルで厳しい優勝争いで
苦しくとも揺らぐ事の無かった信念は
練習に裏打ちされたそういう一つ一つのプレーにあったに他ならない。

勝利のためには冷酷とも思える采配を振るった落合監督。
だがシーズン中一度も選手の事を責める発言をしなかった。
選手は自分のために自分のできる精一杯のプレーをしろ
その場を与え、勝敗の責任は全て監督が負う。
明確なメッセージは語らずとも選手にはわかっていたに違いない。