jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

バーレーン

2004年03月15日 | スポーツ
ホワイトデーのバーレーン戦。

ホントいかにも日本らしい展開。
そりゃ簡単じゃないのはわかってるけれども
先のUAEラウンドが全て台無し。
ハラハラドキドキはゲームで見せてくれればいいわけで
結果はきちんと出して欲しいものです。

と愚痴言ってても仕方が無いので
前向きに考えてみよう(笑)

まず、日本が有利なのはどのゲームも2試合目であるということ
先にライバルの結果を見てから試合に望める。
特に最終日はバーレーン-レバノンの結果後の試合ということで
五輪出場の星取り計算しながらUAEと対戦できる。
これは精神的にかなり有利に働くと思う。

また、3チームが勝ち点7で並んだ事により
明日のバーレーン-UAE戦がキーになるが
これも結果を見てからゲームができるという点で
選手起用など最終戦に向けての準備ができる。

いづれにせよ日本は残り2試合勝つしかないのだが
バーレーンが残り2試合に勝った場合、
勝ち点13で並ぶ事になるが得失点差が現在5あり
日本が2試合とも1-0で勝ったとして得失点差は7
バーレーンが2試合で7点差以上をつけて勝つ事は難しいと思われる。

さらに、バーレーンが2勝した時点でUAEは出場権が消滅する。
2試合目の有利がここで生きてくる。
出場の可能性の残った試合と直前の試合で可能性が消滅した試合では
UAEのモチベーションが下がるのは仕方無い事。
日本は戦いやすくなるのは間違いない。

では明日の試合でUAEが勝った場合はどうか
最終日の第一試合でバーレーンが勝って勝ち点10で3チームが並ぶが日本-UAEが双方勝ち点0はありえないので
明日日本がレバノンに勝った時点でバーレーンの出場権は消滅という事になる。
したがって明日のバーレーンは総力戦でUAEに勝ちに行く。

その試合でUAEとバーレーンが引き分けた場合。
日本はレバノンに勝つ事で状況はますます有利になる。
最終日にバーレーンが勝っても日本はUAEに引き分けでも良いのだ。
もちろんUAEは勝ちに来るだろうが
明日のバーレーン戦で相当消耗しているはず。
日本はレバノン戦で戦力を温存しておきたいところだ。

この最終予選で他の国と日本の決定的な違いは何か。
それはディフェンス力にある。
得点は取れる時に取っておくのはこういう大会の鉄則だが
同時に点は取られない方がいいに決まっているのだ。

日本は6得点で失点は1
実はバーレーンも6得点しているのだが失点が6もある
UAEは9得点も取っているが失点も6ある
レバノンは失点が15
日本だけが極端に失点が少ないのである。
攻撃力、決定力不足と言われているが他国並の得点はあげている
ディフェンス陣の失点1は決定力不足を補って余りある成果を上げているのだ。

日本のディフェンスがそう簡単に崩壊するのは考えにくい。
そこに勝つために相手が前がかりになってくれば
ガチガチにゴール前固められるよりは戦いやすい。

そう考えるとずいぶん気が楽になったでしょ?(笑)
というか…
そうでも考えないとやってらんないくらい
昨日の敗戦はショックだったと言うことなんだけどね(笑)