方眼編みで編み目が歪む旨のコメントがあったので、
私は教える資格とかはもっていませんが、
わかる範囲で書こうと思います。歪みの原因も推測ですが…。

私が思いついた歪みの原因は、長編みを編む際の糸の本数です。
方眼編みの時には長編みを編む時にすくう本数が、他の時は違っているのです。
普通前段の頭2本の糸をすくいますが、方眼編みの場合、
これが3本になるのです。

どこに3本目が?と思いますよね。編み目の頭のほうではなく、
普通に見ているとわかるのです。
方眼編みでは往復編みなので前段の裏側をみるようになりますが、
これを見ると2本糸が横になっています。

この2本をすくうようにすると、頭2つ+1になるのです。
すくうとこうなります。

糸2本をすくう通常の編み方にすると左寄り気味になり、
前段とのつながりがうまくとれません。

これを3本すくうようにするとこうなります。

ちょっとした違いなのですが、見た感じがかわります。
方眼編み自体は長編みと鎖編みの構成なので簡単です。
普段編まれている方なら普通に編んでしまうと思います。私も最初はそうでした。
でも実はこの違いはちゃんと図案集などの本に掲載されています。

私も本を見て間違いに気づきました

また方眼編みでも往復編みをしない円形のものもあります。
表側から常に編んでいる状態なのでわかりづらいかもしれませんが、
頭の目のすぐ下にある糸を一緒にすくうようにします。

わかるでしょうか?
この編み方になれば線が歪むことはないと思われます。
