妊婦はつらいよ

みなさん、こんにちは！

滋賀県東近江市にある潤鍼灸院です。

「妊娠したよ！！」

子どもが欲しいと思っておられる夫婦や家族の

方から嬉しい声を頂くと共に

「不安だなぁ」

という声も聞こえてきます。

待望の妊娠であるものの初めての体験は

ほとんどの女性が不安になられています。

今日は産前産後に女性のカラダの悩み

についてご紹介していきます。



妊娠すごく初期

着床出血と呼ばれる出血があり

「生理かな？」と間違えてしまいそうに

なる方がたまにおられます。

少量の出血でだいたい1週間くらいで

落ち着く感じです。

この時期からは、妊娠維持のために

ホルモン分泌があることで身体が

だるい

気分に波がある

熱い

といった症状が出やすいです。


妊娠初期

胎嚢・心拍が確認できると流産の

確率も減ってきますが

この時期から妊娠生活で悩まれる

「つわり」が始まります。

吐き気

嘔吐

食欲不振

肩こり

頭痛

これらの症状が15週前後に和らいで

きます。ただし、つわりの中には

妊娠後期やよだれつわりなど継続する

ケースもあります。

ある患者さんはつわりが辛かったお陰で

育児中の辛さを感じずに楽しくやれていると

言っておられました。

つわりが一段落する頃に胎盤が完成し

胎盤を通して栄養や老廃物の受け渡し

をしています。

この時期は

便秘

頻尿

がよくあります。


妊娠中期

つわりが落ち着いてくると食欲が

出てくることがあり体重の増加が

気になってきます。

この頃からは糖や血圧などの管理を

しっかりしていただきたいです。

他にもお腹が張ったり、運動不足に

なる傾向もあります。


妊娠後期

妊娠28週を超える辺りから

「逆子」ということを言われ

妊婦さんの悩みになることがあります。

病院では逆子体操、お腹の張り止め、

外回転術をすすめてこられます。

特に逆子体操はよくすすめられる傾向にあります。


逆子体操には2パターンあり、

胸膝法

うつ伏せの状態から両膝をついてお尻を

高く持ち上げていきます。15分前後続けたら

横向けになって寝ます。

ブリッジ法

仰向けになって寝て、お尻が30cmくらいの

高さに上がるようお尻の下に座布団などを

敷いていきます。

この動作を1回10分を1日2回行います。


逆子は自然に治るケースもありますが

30週を超えると難しくなってきます。

その時に逆子を治すために、はりやお灸が

活躍します。

はりやお灸は無理に回すのではなく

お子さんにとって居心地の良い環境を作り

自然な状態で回るようにしていきます。

今日も33週と34週の逆子で来られていました。


お子さんが正常な位置になると

いよいよ出産が待っています。

陣痛がなかなか来ない方も

たまに来られて陣痛促進の鍼灸治療を

することもあります。

先ほどお話しした逆子のままですと

38週前後で帝王切開になります。

どんなお産になるかは本当に分かりませんが

母子共に無事が何よりです。

「妊婦はつらいよ」と言いましたが

妊婦さんにしか分からない幸せも

たくさんあることも事実です。


みなさんにとって少しでも良い

妊婦生活になるよう私にサポートさせて

下さい。お気軽にご相談下さい。

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