JUN SOUNDSYSTEM 公式BLOG

JUN SOUNDSYSTEMの音楽活動ブログ。自作曲、YOU TUBE、好きな音楽、お酒、旅、ダイエットなどなど。

2010年5月にJAMES CHANCEとFRICTIONを観に行った思い出。

2020-11-15 20:42:08 | 観たライブ

※以下の記事は2010年5月に観たライブについての感想です。

この間リキッドルーム恵比寿にジェームスチャンスを観に行ってきました。
目当ては彼らだけじゃなくゲストのフリクションも!
平日水曜日の夜と言えど観たいの二つで5千円なら有り!と食い付きました。
ひっさびさのライブハウスで、あの雰囲気はやっぱりいいなぁ。



開催一週間前にチケット取った時点で105番だったから客足「……」なのかなと思いきや当日券が
かなり売れたらしく結果的には混んでました。

かといってきっつきつじゃない混雑具合だからちょうど良かったと思います。

んでフリクション。



現メンバーはドラムが中村達也なのでかなり豪華に感じた。やっぱり生で見るとすごい迫力ですね。
さすが元ブランキー。ベースのレックとの二人だけだからどちらも主役って感じで凄まじいグルーヴでした。

ベースはエフェクターかませまくりでその反復重低音リフの応酬はもはやストーナーロックみたいだった。

イメージ的にレックはもっとストイックで気難しい人かと思いきや楽しそうに余裕すら感じさせて演奏してました。

殺伐までいかない適度な緊迫感でした。楽しかったなぁ。

Friction - Zone tripper (Jisan vally rock festival 2010 )



そしてメインのジェームスチャンス翁は出てきたとき酸欠でぶっ倒れそうになるくらい気分が高揚しました。
うおーーー本物!みたいな。



ただ演奏が進むにつれ分かったのは、期待してたソリッドさや危うい感じというよりむしろ円熟した
ショウのスタイルってこと。まぁやってる年数考えれば当然なんでしょうけど。

約30年前のCDでしか知らなかっただけに歳と共に味わいが変わるんだなぁ。



あと引き出しの多さ。スタンダードなことも結構やるんだなともしみじみ思った。

そして醍醐味は背徳感とエロスと混沌を感じさせるアルトサックスの音色。あれは実に素晴らしかった。
声も出てたし翁自身の調子は良かったと思います。そしてフロントマンとしてのオーラやカリスマ性、
スター性はやっぱり凄い!!

でも打ち合わせが綿密じゃなかったみたいでうまいことコントーションズをタクト仕切れていないというか、
操りきれてない気がして見ててハラハラしました。別の意味でもスリリング。チャンス翁と担当楽器が被ってる
メンバーが何かふてくされてる表情してたし別に仲良しこよしでやれよとは思わないけど段取りはちゃんと
しとけよって思いました。

譜面通りなぞって丁寧にっていうよりはフリーフォームな演奏が多いのだろうけど、前のフリクションの連帯感が
凄まじかっただけに何かしっくりこない時が多かった。

あれが彼らの120%の力、ベストパフォーマンスなら俺の耳と目が腐ってるで結論づくけど、若干野次も飛んでいたしなー。

あとギターの音ちっさ!と思いました。あの鋭利でドファンキーかつ変質狂的なカッティングがたまらないのに・・・。

電車の都合でアンコール観ないで帰ったけど「もういっかなぁ」と思ったのは単に俺の愛が足りないだけかな・・・。

おじさんから若い女の子まで広い客層だったから不思議な空間でもありましたし、5年ぶりの来日で次回はいつか
分からない貴重な人間ロック宝を見た気がします。

長生きして欲しいです。ほんとに。

NO NEWYORKのコンピで魂を持って行かれて以来、聴き込んだBuy収録曲も生で聴けたのはやはり格別でした!





総じて今回は楽しかったし定時で会社終わったあと恵比寿に七時には着けることが分かったからまたちょくちょく
行きたいと思います~。

James Chance & The Contortions - Dish It Out


James Chance & The Contortions - Contort Yourself


なんだか今年初めて音楽好きらしい日記が書けた気がするw

でもライブで汗かいたせいで風邪もらってきちゃいました。

やっぱりインドア人間が無理して外に出るとこういうオチがつくなぁ…。


※筆者は音楽活動をしています。以下のYou Tubeより視聴、チャンネル登録して頂けると嬉しいです!!※

JUN SOUNDSYSTEM - トピック

YouTube

 

過去のライブ感想。SDN48を観に行った話。

2020-11-15 20:08:14 | 観たライブ


※この記事は2011年5月に観に行ったライブの内容となっています。


今年初のライブに行ってきました。どんなアーティスト!!??と思いきや、意外にも人生初、
アイドルのコンサート!!!!!!!!!

国民的アイドルAKB48の姉貴分、SDN48を見てきました。



未だ経験のない出来事のオンパレードだったのでレポートしたいと思います。

この間、大学時代の友人と飲んだ時に突如「最近SDN48にハマっている」と言い出したので、俺が大笑いしたら
至って真面目な彼は機嫌を損ねたようで…。もちろん酔いもあって俺もアホみたいに笑い過ぎたってのもあるんですが。
「どうせバカにしてんだろ」とか言われて、「おぉじゃあそこまでハマってるなら俺も試しに連れってくれよ」と
冗談で言ったら、本気でAKB劇場公演のチケットを取ってくれました。人気があって凄く当選率が低いらしく、
俺も売り言葉に買い言葉で同行する事と相成りました。


グループ名は一応知っていて、セクシーなパフォーマンスがウリとかその手の前情報だけはTVか何かで見聞きしていた。


でも、誰がいるとか、どんな子が可愛いとか一切の情報なし。


しかも公演時間がめっちゃ遅くて20時半からだった。18時過ぎに秋葉原で待ち合わせし、夕飯を食べながら携帯で
公式サイトのメンバー写真を見て、誰があーだとかこの子がどーだとか、一人ヤマンバギャルみたいなのが
いるとか、下らない話をした後、AKB劇場があるドンキホーテへ。



ちょうどメイド喫茶という言葉が流行り出した頃に、奇しくも同じ友人と冷やかしで一度来た事がある建物だった。
確かメイド喫茶に大行列が出来てて諦めたんだっけ。懐かしいなぁなんて話しながらエスカレーターを昇ってました。

劇場は本格的な造りで、どこかTDLのアトラクションやナンジャタウンを思わせた。入口付近には枠に入ったAKB関連の
女の子一人一人の写真が飾られてあって、それにも驚いた。加えて選挙ポスターのようなものも壁一面にびっしり貼ってあって
異質でした。今日ヤフーニュースで総選挙がどうこうってのを見て、あぁそういうことだったのかと一人合点したところです。



身分証を提示し(確か18禁)チケット代¥3000を支払い、列に並びます。すごい混んでる。しかも男ばっかりwwww

すると見知らぬ青年から「メンバーの誕生日を皆で祝いましょう!!」という熱い声と共にサイリウム3本
(この時、初めて名称を知った。プラスチックの筒に蛍光塗料が入ったもの。曲げると闇で光る)を差し出され、驚きながらも、
友人同様それを受け取り、周りに巻かれていたメモを読みました。

どうやら彼が親衛隊らしきものを務めるメンバーが誕生日で、自費でサイリウムを配り、公演中にかざそうということらしかった。
俺は何で見も知らぬ人のためにそんなことをせにゃならんのだと友人にブツブツ言いましたが(それも人としてどうかとは思うが)
しきたりだからちゃんとやってくれと念を押されました。

ただ列に並んでいる時も会場の熱気というか、そういうものは今まで経験した事のない部類のものだった。
ここまで必死になっている人達の集団は初めて見た。

応援しているメンバーが誕生日だからって俺の背丈よりもある花を連名で送ったり自費でサイリウムを数百本配ったり、
メモだって誰かが印刷して一つ一つゴムで束ねているのだ。そこの執念には狂気すら感じた。が同時に暖かいものも感じた。

客層は俺と変わらない位が一番多い。20を過ぎたいい年の男たち。稀に若い女性もいる。
また俺の父親と変わらない位の年齢の人もちらほらいた。

それぞれが10人づつの番号で区切られ、会場入りの優先順位が決められる。

メガフォンを持ったスタッフがくじを引き、「~番台のお客様どうぞ」と言うと観客から一喜一憂の歓声とため息が漏れる。
その様は、すごくスリリングではあったが、俺達の30番台は後半差し掛かりの頃まで呼ばれず、友達はずっと
「今日はハズレだ」を連呼してました。

ようやく待ちに待ってステージのある会場入りが叶う。事前に座り席が多くあるとは聞いていましたが、
前半分、5~6割を占める座り席はどこも一杯で仕方なく一番右側のバーに肘を置き、立ちながら観賞することになった。

でもステージは30mほど向こうに見えて、普段のライブ感覚からすると、ここでも充分いいじゃないかと思えた。
座り席が前半分を占める、ちゃんと傾斜の付いた原宿アストロホールみたいな感じ。

いざ公演が始まると観客の熱気に圧倒された。いわゆるヲタ芸はないのだけれどイントロや曲間での掛け声が凄い。
「気合いだ気合いだ」とか言ってるのが聞えた。ちなみに友達もその流れ通りにばっちりやっていた。さすが30回以上
来ている歴戦の猛者は違う…。



この世界には俗称でいう「推し」というものがあるらしい。いわゆる自分の応援している女の子を指すらしいが、
この日は出ていないと友達は言っていた。一期生・二期生と分かれていて、友達が推すメンバーは一期生。
んで、一期生の方が人気が高いからチケットもなかなか取れないのだと。

でも妥協の二期生公演でこれだけのヒートっぷり。一期生公演での彼は、推しがステージにいる時の彼は
どうなってしまうのだろう(笑)

一方ステージ上は実に華やかだった。若い女の子が露出の多い服で歌って踊るのは俺だって嫌いじゃない。
それを期待して来た節も勿論あります。

でもいかんせん音楽を楽しむ場というよりは、皆で盛り上がる場という印象だったなぁ。
アイドルの公演は曲を純粋に楽しむというより、そもそもの意味合い自体変わってくると思う。
それはそれで良いと思う。

ただ俺には情報量が多すぎた(笑)普段は、おっさんの弾き語りとか、塀の中にいる時間が多いこちらもそろそろ
おっさんの歌とダンスとか、若いあんちゃんのバンドとかそういうのしか見てない自分には、どこに焦点を合わせれば良いのか
分からず、少しパニックになった。若い女の子が一杯いて舞台を縦横無尽に動き回るから訳が判らなくなる時もあった。

18禁になる理由が少し分かる曲もあった。誘惑のガーターだったかな。タイピングするだけで少し恥ずかしい(笑)



観客の熱気とステージ上の舞踏、派手な音楽やらしんみりした曲まで、怒涛の如く時は過ぎ、メンバーの誕生会が行われ、
言われた通りにサイリウムを俺も振り公演は無事終了しました。

最後は会場から出るとメンバーが一列に立っており、歩きながら全員とハイタッチするというお見送りを受けました。
最初は「なんじゃそら」と思いましたが、極至近距離で見るとさすが選ばれた女の人たちだけあって綺麗でした。きっと
これが秋元康の提唱する「会いに行けるアイドル」の醍醐味なのだろうなと思いました。

でも背中を「早く行け」と終始スタッフが押してくるので、それに気を取られ数度後ろを振り向いた影響で4~5人としか
ハイタッチ出来なかった。

我ながらドン臭い人間だなぁと思いますが、友達曰く「初心者は一度は通る道」とのことでした。
こいつ悟り開いてやがる(笑)と思いました。

先述したヤマンバギャルも(この子は歌や踊りはしないでMC担当みたいだった。客を煽るのがうまい面白い子だった。)
ハイタッチの列にいて友達は超フランクに会話していて意外な一面を見た気がした。

まぁトータルで鑑みて初めてアイドルってのを観に行きましたが、観客も舞台上も印象に強く残る公演ではありました。

ただ再訪があるかっていうとハマりはしないかな(笑)ハマる人間の気持ちは分かるけど、残念ながら俺にとって
何度も行けるほど夢中になれるのは、おっさんの弾き語りとか、塀の中にいる時間が多いこちらもそろそろおっさんの
歌とダンスのようです(笑)


でも客層はモッシュだのダイブだのとは無縁の大人しいものなので、パンクとかハードコアとかハードロックに
比べれば性には合っていた。そこは認めます(笑)



※筆者は音楽活動をしています。以下のYou Tubeより視聴、チャンネル登録して頂けると嬉しいです!!※

JUN SOUNDSYSTEM - トピック

YouTube

 

過去の思い出。岡村靖幸「アイボリー」ツアー(渋谷AX)を鑑賞して。

2020-11-15 19:22:13 | 観たライブ

※この記事は2013年10月に見たライブの感想となります。以下続きをどうぞ↓


渋谷AXは普段あんまりライブ行けない自分にとっては思い出の地です。
アクセスもいいし見やすい。思えば、プライマルスクリームやら、もはや懐かしいジェットなんかも見に行ったなぁ、、、




来年の五月いっぱいで閉鎖(オリンピック開催決定の影響?だとしたら個人的には許し難い)するらしく
今回の岡村靖幸ツアー『アイボリー』がAXで開催されるときいて思い切って16、17と連日で参戦してしまった。

岡村さんを見に行ったのは今回を含めて五回目。初めて行ったのは、復帰第一戦のAP BANG! 東京環境会議 vol.1だから
2007年。もう6年も前。岡村さんの音楽以外に何聴いても感動出来ない中毒状況になっていた時期だ(笑)

岡村靖幸 東京環境会議


その後、『告白ツアー』でZEPP TOKYOにて2日連続で見た。
確かこのツアーの大阪で側転決めて足負傷矢印(右)三回目の覚醒剤絡みの逮捕だったと記憶している。

沖縄行った帰りのバスの中でニュースを聞いて落ち込んだのを鮮明に思い出した(苦笑)

出所後の動向は追えていたけど、エチケットツアーから始まってスポーツツアー、むこうみずでいじらしくてツアーと、
今までからしたら急激な立て続けのライブは個人的に仕事がグチャグチャだったので行けず終いでした。

今回のアイボリーツアーを見て痛感したのは、自分が知ってる岡村さんは2007年で止まってしまっていたなぁということ。

表現に語弊があるかもしれないけど、あの頃は体型はややシャープになりつつあるけど、喉はうーんだった。

でも自分が知ってる岡村さんは『そういう状態』だったし、映像で観慣れた彼はフレッシュボーイツアーだったから(2004年)
もっと太っていたしコンディションがイイとは言い難かった。でも自分はそこも含めてファンだった。
(まぁエチケットツアーのDVDは見てはいたんですが、中毒状況のときに見まくっていたのは、フレッシュボーイ)



今の岡村さんはキラキラしてる。
七年前より年取って確実に中年化してるはずなのに、なんでなんだろう(笑)

あの2000年代前半のかつてドロドロしていた頃の岡村さんの作風に共感していた自分にとっては、ちょっとさみしい気も
するんだけど、やっぱり昨日今日とライブを見ていて、女性陣の反応や自分がオスであることの強烈なアピールは、
自分がDVDで観た全盛期と呼ばれる頃に確実に戻りつつあると思った。

俺の前にいた20台前半と思しき可愛い女の子が岡村さんの『愛してるよ』という度に、何度もうなづいていた。

娘でもおかしくない年頃の女の子がだ。

岡村さん自身も自分を極限まで健全化して過去の自信を取り戻しつつあるんじゃないか。それが今回のバラードの多さ、
ラブソング、ポップソングの多さなんじゃないか。

彼のライブをデートと呼ぶその真髄をしかと見た気がした。

俺はディープエレクトロファンクとも言えるチューンが大の目当てだったけど、岡村さんはそれだけじゃない。
皆イカしのバラードの王者でもある。

踊り過ぎて腰痛くなってヨタヨタで帰路につく自分も年齢を感じたけど、同じ男として自分のメンテナンスも
真似せねばとも恥ずかしながら感じた(笑)

帰りの電車では『靖幸』『家庭教師』を連続で聴いた。
それが一番しっくりきた。最近どんなアーティストでも一枚通しで聴くっていうのをしなくなってしまってるんだけど、
飽きずに改めて天才だなって思いながら、噛み締めて聴いた。






岡村さん完全新作のニューアルバムそろそろお願いします。

そろそろMEーIMIから9年になります(笑)



※筆者は音楽活動をしています。以下のYou Tubeより視聴、チャンネル登録して頂けると嬉しいです!!※

JUN SOUNDSYSTEM - トピック

YouTube

 

2007年7月19日COLDPLAY@日本武道館を見た時の話

2020-11-13 21:30:57 | 観たライブ

大学の卒業式で行って以来、武道館でライヴをするようなバンドや
アーティストに縁がないせいかご無沙汰でしたが、茨城からはるばる
観に行きました。「九段下」とか地下鉄に乗らなきゃいけない立地の
時点で「うー」ってなります。
せめて山手線沿線でやって欲しいと思った田舎者…。

開演前、広いから音響面の心配ばかりしてましたが、予想以上に
良かったです。僕の席はというと2階西側のスタンド。椅子がある
ので座ってみるのかな-と思いきや始まればもちろん皆さん総立ち。

ちょっとフラッとすると将棋倒しみたいになるので、お酒は一滴も
飲まずに挑みました!
ベンチの端っこで、気も使わずに済んだしのびのび見れました。
狭くてギュウギュウなライブハウスに比べればこっちのほうが
むしろ快適なくらい。

やはり舞台が遠いなぁという印象はありましたが、クリスがピアノを
弾く時こちら側を向くように設置されていたので、ラッキーでした。

1時間半と短いライブなのかもしれないですが、物凄い濃かった。




良くある「アンコール」ってのは、無くてもいいんじゃないかな
って思ってる人間でもあるので・・・丁度良かったです。

話は戻って、ライブはヒット曲&人気曲満載。
3枚のアルバムからバランスよく組まれたセットリスト。
やっぱり1stと2ndの曲に過剰反応してしまうのは特にその2枚を
愛聴してた証拠なんだろうなぁ。

やっぱりライブ見ると3rdは彼らの提起するダンスミュージック
なんだろうなって思いました。クリスの変なテンションの高さは
遠くから見てても分かるし、後半男4人妙にベタベタしだすのも面白かった(笑)

個人的ハイライトは「ドント・パニック」。紫の照明と実にマッチ
してて「この頃のコールドプレイの冷たい暗さが良い!」って今や
世界で一番売れてるといても過言じゃないロックバンドに生意気にも
意見したい気分でした・・・。


※筆者は音楽活動をしています。以下のYou Tubeより視聴、チャンネル登録して頂けると嬉しいです!!※

JUN SOUNDSYSTEM - トピック

YouTube

 



3/28 代官山UNIT ‐M‐ Matthieu Chedid のライヴを観に行ってきました。

2016-03-29 15:04:47 | 観たライブ







祝!!!!初来日!!!!


いやー興奮しました。おそらく多くの方が、「誰その人?」っていう印象だと思うのですが
本当に凄い人なので、書かせてください。





Matthieu Chedidはフランスのシンガーソングライターです。アーティスト名は「M」と言いますが
検索かけても、ヒント少なすぎで引っ掛からないので「Matthieu Chedid」で掛けた方が断然いいです(笑)


今、現在44歳。以下、ウィキペディア先生お願いします(笑)



https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89


ギタリストで、ジミー・ヘンドリックスを崇拝してるそうですが、書く曲はメロディの美しさも
さることながら、エキセントリックでもあり、かつ芸術性を感じさせながらも、大衆性を失って
いないという、奇跡のバランス感覚を持っていると思います。





そしてその声。フランス語の響きもありますが、美しくロマンティックですね。
バラード、ロック、ファンク何をやらせても、カッコいいのは何より書くメロディの訴求力でしょう。
こんなに耳に残る曲を書ける人は、本当に見つからない。





最初からなぜ本人名義だけの動画じゃないのかというと、ジョン・レノンの息子、ショーン・レノンと
一緒に出した、この曲が素晴らしいから!!!





これはドファンキーなチューン。色物的なルックスと相まって踊らずにいられない中毒性の高いトラック。





10年くらい前のライヴ映像ですね。すごい人気です。





比較的、最近のライヴです。いやぁかっこいい。





最新のアルバムから、おそらくマシューが一番推したい曲。どんな曲調をやってもサマになるなぁ。



実は10年ほど前から大好きでCD全部集めたり、アマゾンで買えない分はフランスの商品扱ってる
サイトから取り寄せたりしていたんですが、奇跡の来日を果たしたので、ようやく「好き!!」という
感情を大々的に全面に出すことができました。素直に嬉しい!!!!







代官山UNITへ行くのは初めてでしたが、狭い箱だったので、目の前10m先ほどにマシューが
いると思うと、ニヤニヤが止まりませんでした。パフォーマンスもやはりベテランだけあって、
安定感、客の乗せ方、お客さんの9割以上が外国人ではありましたが、アウェイの日本という場でも、
スベリ知らずにも程がありました。よく喋っていたので普段から明るい性格なんでしょうね。





ライヴ中、たくさんのお客さんが写真撮影してても、何の注意もされなくて逆に携帯カメラのライトを
みんなでマシューに向けて照明代わりにしたり、お祭りみたいな、ほんわかムードでした。


チケットを取った時点でNO.51という良番だったので「まさかのガラガラかも・・・。」なんて
思いましたが、始まれば超満員。皆さんフランス語で大合唱してましたねぇ(笑)


私も数枚撮ったのですが、カメラ機能がアウチ!!って感じのイオンスマホなので、載せるのは
控えます。





ともかく、こういう凄い人のライヴを見てると音楽活動をしてゆくことに心底、自信を無くします。
そもそも「聴いたことないような曲を作りたい!!」という一心で制作をしていても、感動できる
第三者の音楽を見つけて、かつその人が提供してくれる音楽を目の当りにして満足してしまうのですから。

実はそうそう、ここまでの感動を与えてくれるアーティストっていなくて、ライヴを見ても「ふーん」で
終ってしまう人も多々います。


一回、完全にポッキリ創作意欲を折られました(笑)でも数日もすれば「なにくそ!」って気持ちが
湧き上がってくるのが、毎回ですので、なにはともあれ頑張っていきたいと思います!!








日本人よ!!もっとMatthieu Chedidを聴きなさい!!そうすれば日本に来てくれるよ!!!!