インターネットUの世界と現実世界が交差する×××アニメ映画。
う〜む、×××には青春とかSFとか恋愛とかジャンルを入れたかったが、入れられなかった。
映画の大きなストーリーは女子高生が、命を落とした母親の気持ちを理解するまで。ただしそれが分かったのはラストシーンであり、それがこの映画の大きな問題。
物語には恋愛、友情、父親との確執、そして何より圧巻なのがUの世界での歌と映像と大アクションが入ってくる。
それらがメインテーマと結び付いてくれるのなら良いけどそうでもない。また余りにもUの世界に出来事にこだわり過ぎて、それが何に向かっているのかさっぱり分からず、映画に付いて行けなくなった。もう1度観れば理解しているのでイライラしないかもしれないが、如何せんまたまたまたまたまたまたな田舎の女子高生が主人公、ベタベタベタな周りの人たちの設定性格のつまらなさと、現実世界の描写が素人レベルの酷さで、正直な一言は「退屈」 。
余りにも都合が良い展開が続くのでシラケてしまうのはできるだけ我慢するとして、物語の構成を整理した脚本を作ってから映画を作らないと本作みたいになってしまう。
ただしUの世界の映像と歌は圧巻。「アナと雪の女王2」さえも超えているのではないか?このシーンだけでも延々と観ていたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます