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ブラック・ウィドウ 魅力的女優共演の快作

2021-07-16 03:24:50 | 洋画
公開が1年以上も遅れて待ちに待ったと言う想いは実はさほど無くて、と言うのもアベンジャーズの中では添え物的存在な感があり、確かに強いのだけど普通の人間に限りなく近いので、他のスーパーヒーロー前では地味な存在だからです。しかも「アベンジャーズ インフィニティウォー」の前の話ですから自分の中ではちょっと盛り上がりに欠けてました。
なのでこの映画の1番の楽しみはフローレンス・ピューが妹エレーナ役で出ている事でした。
そして映画が始まりすぐに気づいたのが大ファンのレイチェル・ワイズが母親役で出ている事。事前情報はあまり見ない事にしているので、これは嬉しい驚きでした。
これで一気にこの映画に乗せられてしまい、大好きな女優さん揃い踏みしたブラックウィドウが大活躍するだけで満点。そしてすぐに2回目を観に行き、1回目は大アクションに圧倒されるだけでしたが、2回目はドラマも堪能。生活ギャグマンガのようなクスクス笑いから、ベタではあるけれど、1度離れ離れになった家族の心と体がまた一つになって行くシーンに素直に感動してしまいました。
そして特筆したいのはラスボスであるレッドルームの支配者ドレイコフの存在。マーベル映画史上もっとも嫌な奴なのは間違いありません。ナターシャとのタイマンの格闘シーンは他のシーンとは異次元の異様な迫力を感じました。

でもこの映画の1番残念な事は「アベンジャーズ インフィニティウォー」の前に作って欲しかった事です。もしそうなってればブラックウィドウに対する視線は違ってくるだろうし、「アベンジャーズ インフィニティウォー」の中での描かれ方も変わって来たと思います。
続編はこのスーパーヒーロー“家族“再集結でお願いしたいところです。


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