冬の錯乱

寒い１日でした。

お腹は重いし、家の中でプラレールやらLEGOやらお店屋さんゴッコをして遊んでいるうちに
午後三時近くになっていました。

ずっと家の中にいるとさすがに娘も飽きてしまうだろうと思い
駅の東口にある鯛焼き屋さんに
おやつを食べに行こうと思いました。

寒いのでジーパンの下にタイツを履いていく事にしました。

お腹が出ているとタイツを履くのも時間がかかります。

突然、それまで機嫌よく遊んでいた娘が
「履く！履く！」
と私のタイツをひっぱりだしました。

履くと言われてもサイズが違いすぎるので
これは履けないんだよと説明するのですが
娘は何故か興奮していて聞く耳持たず。

号泣しながら自分のズボンを脱ぎ始めました。

あまりに激しく泣き続けるので
履いたタイツを脱いで少し履かせようかとも思ったのですが
デカいお腹でのタイツの着脱って結構疲れます。
タンスからハイソックスと別の私のタイツをだして履くかと
聞いてみても益々大泣き。

いい加減こっちも腹が立って
お母ちゃん雷が落ちました。

もちろんそんな事すれば益々大泣きです。

虐待を疑われて通報されかねない泣きっぷりです。

顔は泣きすぎて赤くマダラになっているし。

何でそんな事で大泣きするのやら…。

子ども心がさっぱりわかりません。

これは時間をおかなければいけないと思い
風呂掃除がてら風呂場に避難。

風呂場までギャンギャン聞こえる娘の泣き声。

風呂掃除を終えて居間に戻ると
涙と鼻水だらけのマダラな顔で
「びっくりしちゃった。びっくりしちゃった。」
と言っていました。
私の怒声にという事でしょうか。

その後私が脱いだタイツを少し履かせてやったら
納得したようで機嫌良く鯛焼き屋さんに行ったのでありました。

寒い季節は家にこもりがちになってストレスでも溜まるのか
こんな風に訳の分からない事で大騒ぎする事があります。

疲れるな～。