所在地 奈良県奈良市今市町の帯解(おびとけ)寺の境内
年月日 2013.4.18 木曜日 晴
小野小町は平安時代の絶世の美人。淳和、仁明天皇に仕え歌才も豊かで、六歌仙で唯一の女性歌人であった。30歳になった小町は、宮仕をやめ都より遙々はなれた帯解(おびとけ)寺を訪れた。そして大和古道の「上ッ道」を歩いて旅した小町は、天理市の石上寺に僧正遍昭を訪ね、次の歌を残している。「いそのかみ 旅寝をすれば いと寒し 苔の衣を われにかさなむ」それに対して遍昭のかえしは「世をそむく 苔の衣は ただ一重 かさねばうとし いざ二人ねむ」
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