総合開館20周年記念
TOPコレクション 東京・TOKYO
2016年11月22日〜17年1月29日
東京都写真美術館
本日の浮遊
左:林ナツミ 《Today’s Levitation 02/01/2011》 2011年、東京都写真美術館
右:林ナツミ 《Today’s Levitation 02/21/2011》 2011年、東京都写真美術館
江東区白河一丁目3 の浮遊
林ナツミ 《Today’s Levitation 01/27/2011》 2011年、東京都写真美術館
林ナツミ 《Today’s Levitation 01/28/2011》 2011年、東京都写真美術館
最後の展示室の、林を含む3人の作家作品は、撮影可能。
約2年間の改修工事を終えた東京都写真美術館を、2016年9月のリニューアルオープン後初めて訪問。
気が付くと、リニューアル第一弾の展覧会は終えていて、第二弾に入っている。
本展では、TOPコレクションより「東京」をテーマとした戦後から現代までの写真が展示される。
「東京」であること以外は、いろいろな切り口の写真が並ぶ。
トップバッターは、林忠彦《太宰治》1946年と《横たわる踊り子(有楽町・日劇屋上)》1950年。私でも見た記憶のある有名な写真。
多少馴染みのある街がテーマだと、その制作年に私はいくつでどこで何をしていたかを思い起こしつつ、見る。
写真素人の私も取っ付きやすい。
以下、印象に残る作品。
・土田ヒロミの「芋の子を洗うような」状態のプール
・宮本隆司の「各居房の前に壊れた便器が置かれている、取り壊し寸前の」中野刑務所(旧豊多摩監獄)
・糸崎公朗(非ユークリッド写真連盟)の馴染みのある街の作品も含まれる〈組み立てフォトモ〉シリーズからの8点。